先日購入したSeymour Duncan Vintage Staggered SSL-1。
SSL-1が3つ入っている California 50’s SSL-1setです。
ビンテージコピーモデルなのでゴムを使用していますが、
劣化部品なのでスプリングを使用して問題ありません。
私は気分の問題でゴムを使用しました。(^^)
ピックアップの配線図です。
かなり大きく判りやすく記載されています。
ピックアップ交換前のBacchus BST-350Rです。
このギターはこれで何回分解されたのでしょうか。(^^;
安価なモデルだとハムでもシングルでも取り付けが可能なように、
弁当箱みたいなザグリがしてある場合があります。
Bacchus BST-350Rはシングル用のザクリです。
分解しないと見えない部分ですが好感が持てます。
交換前のピックアップはピックアップ底面に
セラミックマグネットが装着されているタイプです。
比較的高出力だと思います。
作りこそコストカットの影響を受けていますが、
音は案外普通です。悪くありません。
ピックガード裏にはアルミテープを利用して
ノイズ混入を防ぐ対策を施しています。
案外効果があります。(^^)
Seymour Duncan Vintage Staggered SSL-1には
ピックアップカバーが付いてないので別途購入する必要があります。
ピックアップカバーの色はパーチメント。
ビンテージ感のあるカラーです。
ピックアップカバーはメーカーや機種によって
微妙にサイズが異なります。
安価なギターでメーカーオリジナルピックアップを
搭載しているギターでは注意が必要です。
内部の配線については、これまで色々と書いてきたので
割愛しまして、これは作業を終えたところです。
このギターにはローカットとハイカットが可能な
フェンダーTBXコントロールというトーンポットを付けています。
また、私はフロント~センターをよく使うので、
演奏の邪魔にならないようにセレクターを逆に付けています。
セレクターをリアの位置にするとフロントが鳴ります。(^^)
ピックアップはSeymour Duncan Vintage Staggered SSL-1ですが、
California 50’s SSL-1setというセットものです。
このセットはセンターが逆巻きですが、
3つのピックアップを選別して1セットにした
マッチドピックアップです。
真空管でいうマッチド・ペアみたいなものです。
上の写真はSSLNなのでネック用。
これはSSL1Bなのでブリッジ用。
これはSSL1Mなのでミッド。逆まきのセンター用ピックアップです。
これまでは出力の高いピックアップだったので、
人体アースでノイズを減らそうと、コーティング弦を
使用しませんでした。
SSL-1はダンカンのストラト用シングルコイルでは一番出力が低いので、
ノイズも心配もこれまでより減るだろうと思い、いつも愛用している
エリクサーの弦を張りました。
ピックアップの高さの調整はこれから音を聞きながら
セッティングしていきますが、ざっと弾いたところ、
我が家で一番「か弱い」音になりました。(^^)
パーツや材が異なるので、ストラトの音とは少し異なりますが、
ストラトにある「リ~ン」という鈴鳴りはありました。
フェンダーいわくグラッシートーンです。
P.U.の高さを合わす前でもハーフトーンは綺麗でした。
安物のギターがまるで数ランク上のギターのように聞こえるなんて、
そんな嘘みたいなことは言いません。
今までと音が異なるのでそう感じるだけです。
2万円のギターで背伸びしても3~4万円のギターの音で、
さすがに10万円のギターの音にはなりません。
例え4万円のギターの音になったとしても、
ギター代と部品代を合わせばニアイコールです。(^^;
でもギターの仕組みを覚えたり、愛着が湧いたり、
知識が増えたり、練習する気になったり。
これらはすべてプライスレスです。(^^)
結果、Bacchus BST-350Rは我が家では珍しい
大人しい音のするギターになりました。
低出力のP.U.とノイズ対策のお蔭で
シングル特有のノイズも殆ど聞こえません。
これでラインレベルに信号を増幅して
歪系エフェクターに送れば、ノイズを
気にせずにゲインを上げることもできます。
ストラトとブースターは良いコンビですね。(^^)
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