今回は、Intel SSD Toolbox を利用して、SSDの健康状態を見てみます。
Re-Allocated Sector Count
工場出荷後に、不具合のために交換された
フラッシュメモリーのブロック数。
Power-On Hours Count
電源ONの累積時間。
Power Cycle Count
電源ON/OFFの累積回数。
Unsafe Shutdown Count
安全でないシャットダウンが起きた累積回数。
Host Writes
PC によって書き込まれたデータ量。
Available Reserved Space
予約領域の残っている数を表す。
正規化した (Normalized) 値は、100 パーセントを表す 100 から始まる。
正常の範囲は 10 パーセントまで。
Media Wearout Indicator
記録メディアであるフラッシュメモリーの使い込んだ程度を表す。
平均消去回数が増えるにつれ、正規化した (Normalized) 値が
100 から 1 へ減少していく。
End to End Error Detection Count
ドライブ内のデータ経路において、LBA タグチェックの際に起きた
エラーの回数を表す。
説明が長くなったのでスクロールして戻らないといけませんが、
上の図は最初に買った、INTEL X25-V 40GB です。
1182回も電源のON/OFFを行い、1032時間稼動し、
予期せぬ終了が52回もあり、1.44TBも書き込まれ・・・
酷使されております。(^^;
それでもフラッシュメモリーの使い込んだ程度は新品の状態から-2です。
もう1.44TBも書き込んだようです、40GBのSSDに。
では、後に購入した INTEL X25-V 40GB はどうでしょう。
480回の電源のON/OFFで、468時間稼動し、
予期せぬ終了が13回あり、507.56GB書き込まれています。
色々と実験みたいなこともやっていますから、
予期せぬシャットダウンの回数は多いのでないでしょうか。
この Intel SSD Toolbox は、HDDの情報も見ることが出来ます。
他のメーカーのSSDも見れるかどうかは試していません。
データドライブのHDDを見てみたところ、
872回の電源ON/OFFで839時間しか稼動していません。
メインのSSDより稼働時間が短いです。
そういえば、データドライブのHDDは
アクセスが無いときは勝手に寝ています。
それにしても驚いたのは、このデータドライブのHDD、
ライトは 36.93PB、リードは 48.45PBでした。
ペタバイトという単位をまさか自分のパソコンで
見るとは思いませんでした。(^^♪
インテルのSSDツールボックスについて、
SSD速度改善(リンク付)という記事でも書いてますので
何かの参考までに。