一番上にあるのはLINE6 POD HD500。
最大8つのエフェクトを同時に使用することが出来ます。
しかし、FXループでも書いていますが、
HD500は選択するエフェクターやアンプモデルによっては
DSPの負荷上限に達しDSP LIMIT REACHEDと表示されます。
そこでPOD HD500のFXループ(センド&リターン)を使って、
ZOOM MS-50Gや手持ちのエフェクターを活用しています。
※最新のPOD HD500XではDSPプロセッサが強化されています。
この配置になってPOD HD500とエフェクターが近くなったので、
これまで使っていたケーブルでは長すぎて邪魔になりました。
40cm程度のL型プラグのケーブルが理想なのですが、
ご近所の楽器屋さんには無かったので自分で作ることに。
幸い使っていないパッチケーブルと3mのケーブルがあったので、
これを再利用することにしました。
この手のパッチケーブルはプラグのネジを外せば
簡単にケーブルの交換が出来ます。
ためしに20年モノのギターケーブルを分解してみました。
網線の重なっている部分が酸化してケーブル内部が劣化しています。
耳の良い人は3年が寿命だと言いますが、
こういった劣化状態が音で判るのでしょう。
私の耳ではその違いがよく判りません。
山崎ウイスキーの18年や25年は結構しますが、
ギターケーブルの20年もマイルドなのでしょうか。
そもそも古いGS-6と新しいGS-6を聞き比べたこともありませんが。(^^;
ドラムのシンバルでは古いシンバルの音、
割れたシンバルの独特な響きが良くて使っている人もいますし、
ギターケーブルでも弦でもそうですが、新しいものより時間が
経過したモノを好む方もいるのでこれは好みの問題なのでしょう。
さて、パッチケーブル作りに戻ります。(^^)
ギターケーブル作成でも書いていますが、
網線をほぐすには爪楊枝が便利です。(^^)
そして、ハンダコテ台とコテ先掃除がセットになったものも便利です。
また、余分なハンダを取り除くソルダー・サッカーも重宝します。
プラグからケーブルを取り除き、
プラグに残ったハンダをソルダー・サッカーで除去。
ハンダ線はケスラー44を使って新しいケーブルをハンダ付け。
そういえば前にはんだ付け、はんだ線、
フラックスという記事を書いたことがありました。
最後にテスターで通電チェックを行います。
チップ(Tip)とチップでテスターの針が通電を示し、
チップ(Tip)とスリーブ(Sleeve)で針が
通電を示さなければパッチケーブルは完成です。
ついでにFERNANDES SCRATCH MENDER 946で金属部分を磨いて綺麗に。
その後、綺麗に拭き取ってから接点復活クリーナーで磨きます。
プラグの傷は接続する機器のジャックまで痛めるので、
定期的にメンテナンスすると大切な機器を傷めずにすみます。
しかし、頻繁に研磨剤で磨くとアタリが悪くなってしまいます。
なお、金メッキのプラグでは折角のメッキを剥がしてしまうので、
金メッキなどの処理を施したプラグには研磨剤は使いません。
また、接点復活クリーナーには鉱物油、防腐剤、石油系溶剤に由来した製品と
イソプロピルアルコール系の製品があります。
鉱物油に由来する製品ではそこにホコリが溜まりやすくなったり、
スプレー式が多いので吹きすぎた溶液が不必要な個所へ付着したり、
変色や後の不具合の元になる場合があります。
プラグ、ジャックの場合はアルコール由来の
接点復活クリーナーを使った方が良いでしょう。
1つはデスク上に持ってくる予定なので
2段目までにアクセス出来れば良いのです。
楽器が弾けないときは環境整備に勤しんでいます。(^^)
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コメント
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ご無沙汰しておりました。
それにしても綺麗に整頓されていますね~(o^ ^o)
前も、
シールドも自作で丁寧に作っていましたね。
起用なのですね~♪
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HA-ROOKIE さん、こんばんは。
子供の頃はプラモデルやラジコン作ったり、
わりと昔から工作物は好きでした。(^^)
ラジコンのモーターのコイルも自分で巻いたものを
使っていたので、ピックアップも自分で巻けたらと
つい思ってしまいますが、さすがに変な音になるでしょう。
でも・・興味あります。(^^)