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RAW現像ソフト

EOS 9000D

最近は写真撮影は随分とご無沙汰しています。
指が上手く動かないので写真がブレブレになるのです。(^^;

5年以上まともに写真撮影していないですね。

以前は何台もあったカメラやレンズも処分し、今ではこのCANON EOS 9000Dと数本のレンズのみとなっています。

また始めてみましょうかね。

そこでおさらいです。

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RAWとは

デジタルカメラでの記録データは現在でもJPEGが多いのでしょうか。
私はスナップではJPEG、ちょっと本格的に楽しみたいときはRAWで保存していました。

最近はメモリカードは安価でも転送速度も速いですし、容量も大きいのでRAWでの保存も楽になりました。

ところでRAWとは?ですね。

RAWはデジタルカメラのイメージセンサーの情報をそのまま記録するフォーマットです。

損失がなく未圧縮なことから生データとかデジタルネガとも言われます。

そのぶんファイルサイズがとても大きいことが難点です。

JPEGは保存時にデータ圧縮されてしまいますがRAWはそのままということです。

JPEG:
256階調(Red)×256階調(Green)×256階調(Blue)=16,777,216(1677万色)

CMOS(撮影素子 14bit A/D変換 私の所有カメラの場合)
16384×16384×16384=4,398,046,511,104

RAWでは4兆3980億色で記録されるということになります。

しかしRAWでもいくつかの保存形式があり、
12bitのRAWでは、各色(RGB)で4096階調を持つことができます。
RGBで4096×4096×4096=687億1947万6736色=36bit

14bitのRAWではどうでしょう。

14bitは2の14乗。
2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2=16,384諧調
RGBで16,384×16,384×16,384=4兆3980億4651万1104色=42bit

RAWのメリットは何といっても取り扱いできる色数が多いことと非圧縮の生データであることです。

また、露出補正やホワイトバランスは、撮影後にパソコン上で自由に調整できるため、わずらわしい設定に惑わされずに撮影できることが良いですね。

JPEGではどうしてもCMOSからの情報を間引いて圧縮するので、ブロックノイズやモスキートノイズ、トーンジャンプが発生してしまいます。

その点、RAWではCMOSからの生データを記録しているので諧調が綺麗です。

RAWの難点はデータが大きいこと、撮影後に「現像」といわれる処理を行うためにRAWを扱えるレタッチソフトが必要なことです。

カメラを購入した際にメーカーが用意している簡易的なソフトウェアが同梱されていることが多いようです。

この現像ソフトも内部処理を何ビットで行っているのかで変わってくるのですが、使用しているディスプレイ解像度や精度、眼の識別限界もあるので、そこまでは気にする必要はないとは思いますが。

RAWについては以前も「センサーと画素数」「RAWのススメ」で少しだけ書いていましたね。

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RAW現像ソフトウェア

有名どころと言えば、Adobe Lightroomでしょうか。

Adobeサイトでは現在年間プランしか購入できません。
1,480 円/月 (税込)ですからチョットしたお遊びには敷居が高い気がします。

私はサブスクリプションになる前はAdobe Lightroomを利用していたのですが・・・。

あとはCyberlink PhotoDirector が有名です。

Adobe Lightroomはプロ、セミプロとか上級者というイメージですが、Cyberlink PhotoDirectorは個人ユーザー向けで面白い機能がたくさんあります。

これもサブスクリプションですが、年額7,400円なのでリーズナブルといえる範疇でしょうか。

あと現像ソフトでお勧めはアドワー株式会社のSILKYPIXでしょうか。
以前は市川ソフトラボラトリー SILKYPIXでした。

現在は SILKYPIX PRO12でパッケージ版で26,840円(税込)でした。

ユーザー層はLightroomに近い印象です。

利用目的に合ったものを選択するのが良いと思いますが、購入したカメラメーカーが同梱するRAWソフトでも利用目的によっては充分かも知れません。

CANONではキヤノン純正の「Digital Photo Professional」、Nikonでは「NX Studio」がメーカーが用意しているソフトウェアとなります。

RAWの注意点

RAW最大の注意点はメーカーそれぞれに形式が異なるということです。

CANONでも.CR2、.CR3などがあり、Nikonは.NEF、PENTAXは.PEFであったりと同じメーカーでも機種によっては拡張子が異なりますし、メーカーごとに異なります。

よって、使用するRAW現像ソフトが所有するカメラの保存形式に対応しているか事前に確認しておく必要があります。

(カメラ購入時のメーカー純正ソフトウェア以外を利用する場合はこの確認は必須となります。)

カメラによってはメーカー、機種独自のRAW保存形式とAdobeが提唱する形式である「DNG」のどちらで保存するかを選択できる機種もあります。

事前に調べておきましょう。

JPEGでも気にならないなら

JPEGでも「RAWのような処理を味わってみたい」とか「JPEGを高品位にレタッチしたい」なら、アドワー株式会社のSILKYPIX JPEG Photography 12がお勧めです。

このソフトはJPEGデータの8bit(256階調)の階調を持った画像データを独自開発の「SILKYPIX RAW Bridge」機能で16bit(65,536階調)へ自動拡張を行い、RAWデータに近い状態にして調整することができます。

5,500円税込なので手軽にJPEG編集を楽しむことができます。

あくまでも「レタッチ」ソフトなのでCyberlink PhotoDirectorのようなお遊び機能はありません。(^^;

私はとりあえずメーカー純正で遊んでいますが、他メーカーのRAWを扱い際にサードパーティ製の現行バージョンレタッチソフトが一つあればと思います。

 

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