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日常の独り言

Requiem~a novelette~

第5話 小さな国葬

いつの間にか深い眠りについていたようだ。闇は既に明けいつもの朝日が昇っている。何日目だ・・・、今の俺になって。そんな事を思っていると傷ついた兵士が帰還してきた。「大佐! 大佐!」彼は酷く傷つき、そして叫んでいる。その緊迫感に満ちた声を聞いて...
Requiem~a novelette~

第4話 霧に包まれて

俺は大佐に騒動の説明を求められていた。ダンの話が頭を過る。「トライオード、何があったんだ。」「またあいつか。アベルが騒動を起こしたのか。」ドアが開き俺を呼びに来た彼女が入ってきた。「エノーラか。入れ。」私を呼びに来た彼女はエノーラと呼ばれて...
Requiem~a novelette~

第3話 ドクターと呼ばれる男

ベースキャンプに帰った頃にはすっかり陽も暮れていた。ジョンはどこか誇らしげだ。穴の空いたバケツは川魚で一杯だ。さっそくキャンプでは薄明かりの中酒盛りが始まる。戦場というものは緊張感で溢れていると思ったが、キャンプの中の空気はそうでもない。気...
Requiem~a novelette~

第2話 三国の利害

・・・眩しい。どうやら夜が明けたようだ。相変わらず頭はぼんやりと重い。昨夜の質問の答えも判らないままだ。「おい。」横に寝ていた彼も起きたようだ。「なんだ。」知らない言語が理解できる。そして話すこともできる。もういい。俺は気にしないことにした...
Requiem~a novelette~

第1話 ベースキャンプの夜

「何やってんだ馬鹿!」それは唐突に聞こえてきた。「起きろ!トライオード!」トライオード?俺のことか?朦朧としている意識が目覚め始めると段々と状況が咀嚼できるようになってきた。ここは戦場だ。「動け!」声が再び俺を窘める。言いようの無い身の危険...
徒然なる日常

たわ言の極み

たった2日更新していないだけか~。もう1週間ほど放っておいた気がした~。今日で4日目だっけ。日付を大きく越えて帰宅している。最初の日は連続36時間仮眠も無く働いた~。その後続けてこの状態。さてもう少しして帰ろう~。たわ言の極みでした。お休み...