「Acronis True Imageを最新永続版にアップグレード」で書いたとおり、Acronis Cyber Protect Home Officeの「永続版アップグレード」の案内によって、Acronis Cyber Protect Home Office2024永続版にしていたのですが、久しぶりにメインPCを立ち上げてみるとアップデートの表示がされており、このアップデートによってAcronis Cyber Protect Home Office2024はAcronis True Image 2025 ビルド 41393になっていました。
Acronis True Image が復活
アップデート後にリリースノートを見てみると2024年7月16日に「Acronis Cyber Protect Home Office は、正式に Acronis True Image に名称変更されました。」と記載がありました。
Amazonで調べてみると「Acronis True Image 2024 (最新)」はありますが、私のアップデート後のバージョンはAcronis True Image 2025 ビルド 41393です。
Acronisのサイトで確認するとEssentials、Advanced、Premiumが購入できますが全て「年間サブスクリプション」となっています。
永続版は店頭販売向けなのでしょう。
再びAmazonを見てみると、Acronis True Imageの永続版は2024のみで「Acronis Cyber Protect Home Officeのバックアップ機能に特化したエッセンシャル製品同等をご利用いただける製品となります。」と記載がありました。
しかも発売日は2024年4月11日とあります。
パッケージ版とAcronisサイトでは販売方法の違いもありますが、発売時期の違いもあるようです。
Acronis True Image 2025の発売日
私のアップデート後のバージョンはAcronis True Image 2025 ビルド 41393ですが、現在、Amazon等で販売されるパッケージ版ではAcronis True Image 2024が最新であり、Acronisのサイトでは明確にバージョンの記載はありませんでした。
そこでプレスリリースを見てみました。
そこには「2024年7月17日(水)、ダウンロード版(アクロニスオンラインストア)、ライセンス版(リセラー)」とあります。
また、2024年秋予定として、
パッケージ版(日本全国の量販店ならびにオンラインショップ、リセラー)
ダウンロード版(量販店ECサイトならびにオンラインショップ)
との記載に続き、
主な製品ラインアップ(いずれも税別)として、
・Acronis True Image Essentials(サブスクリプションライセンス) 5,074円~
・Acronis True Image Advanced(サブスクリプションライセンス、500 GBクラウドストレージ付き)9,145円~
・Acronis True Image 2025(永続ライセンス) 10,620円~
上記の記載に続きます。
ということは、2024年秋にAcronis True Image 2025(永続ライセンス)のパッケージ版が発売されるということになるのでしょう。
ここまでの情報と私のアップデート後の状況を鑑みると、現在明確なバージョン表記のないAcronisサイトでの年間サブスクリプションのAcronis True Imageは、2024年7月17日よりAcronis True Image 2025ではないかとも読めます。
しかし、現在のAcronisのサイトで購入することが出来るのは例え明確な表記が無くとも「2025」としても「年間サブスクリプション」のみの販売です。
プレスリリースでは「アクロニスオンラインストア」とダウンロード版が販売される「量販店ECサイトならびにオンラインショップ」は言葉が使い分けられているので、永続版のAcronis True Image 2025は、2024年秋にリリースされる予定で、Acronisサイトでは引き続き「年間サブスクリプション」のみの販売となるのでしょうか。
Cyber Protect Home Officeからの引継ぎ
アップデートで私のAcronis Cyber Protect Home Office2024はAcronis True Image 2025 ビルド 41393になりましたが、Cyber Protect Home Office2024で設定したバックアップ項目や保護の除外項目はAcronis True Image 2025に引き継がれていました。
色々とイメージバックアップソフトは試してきましたが、私の環境ではAcronisがバックアップ速度や復元速度が速いですし、使い慣れているせいもありますが、これ一択となっています。
何か難があるとすれば、時々バックアップイメージが壊れていると表示され復元に失敗する時があるので、イメージバックアップ時にはディスクのバックアップオプションの詳細設定にある「ベリファイ」は最新バージョンのバックアップのみを検証するか、バックアップ全体をベリファイした方がよいでしょう。
ベリファイはバックアップの直後にバックアップバージョンの整合性をチェックしたり、バックアップの最新のスライスをクイック検証やバックアップ全体をバリデートします。
時間は掛かりますが、せっかくイメージバックアップをとったのに「バックアップイメージが壊れている」といわれて復元できないよりましです。
最近は何もかも「サブスクリプション」になっているので、固定費が増えていきます。(^^;
【価格チェックと購入】
Amazon Acronis True Imageの価格チェック
Amazon バックアップソフトの価格チェック