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PIANOTEQ 4.5

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Media IntegrationでMODARTT PIANOTEQ 4 STAGEが
100個限定で12,600円が6,980円になっていました。

以前、ピアノ音源聴き比べで気になっていたこともあり、
これを機会にと購入することに。(^^;

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PIANOTEQ4はサンプリングを読み込むタイプの音源ではなく、
物理モデリングで再現している音源です。

メディアインテグレーションのサイトでは、
ハンマー、弦、響板、ペダル、上蓋など、ピアノを構成する
各部位の相互作用を再現できることや、128段階のすべてで
滑らかに反応するベロシティ・レスポンス。

無音で押さえた弦を他の打弦で響かせる
「共鳴」奏法も再現可能と記載があります。

そして必要なインストール容量は35MB以上。
サンプリング系の音源と比較すると「おいおい、大丈夫か。」

そんな風に思えるインストール容量ですが、
デモ音源を聴いて判るとおり実に生っぽいしっとりとした音です。

MODARTT PIANOTEQ 4 STAGEはSteinway Dグランドピアノを基にした
D4とK1(元となったピアノの記載は見つけられず)の2種類のピアノを
フィジカル・モデリングで再現しています。

V. 4.5では楽器の状態を新品から味わい深い中古まで
コンディションによるトーンの変化を再現できるようになっています。

私はキーボートの特性や自分の弾き方(強弱)が
曲に合わないと感じることが多いです。

何せ独学なうえに練習もせず適当に弾いているだけ。(^^;

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PIANOTEQではキーボードキャリブレーションで
ダイナミクスカーブを自由に設定することができます。

かなり細かく設定できるので、強弱の下手な私でも
少しばかりは上手くなったように聞こえるので不思議です。

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搭載されているエフェクターはディレイ、コーラス、
フランジャー、アンプ、コンプレッサーを搭載。

コンボリューション・リバーブでは
スタジオ程度の大きさの空間から、天井の高い石造りの教会や、
タージマハールのような建物内まで、様々な空間の音の響きが
再現可能なようです。

PIANOTEQ404.jpg
そしてかなり細かなEQ設定が可能です。

PIANOTEQ4は、STAGE(12,600円)、STANDARD(33,600円)、
PRO(52,500円)のラインナップです。

異なるのはパラメーターの編集(または再現)機能のみで、
すべてのバージョンで同じ音色、楽器(ピアノモデル)、
演奏性を備えているようです。

また、PIANOTEQでは有償アドオンと
無償アドオンを追加することができます。

FREE Add-onは以下の種類があります。

Grand piano: Pleyel:
1926年製のPleyelグランドピアノ。
ショパンが「心身の状態が良く、自分の音楽を追求したいときには
Pleyelのピアノが必要だ。と評したとか。

Grand piano: Erard:
2mのハーフグランド・サイズのピアノ、
Sebastien Erard(1922年製造, シリアルナンバー: 109 933)を
フィジカルモデリングによって再現。
Lisztの曲を演奏するのに適しているとか。

Grand piano: Bechstein:
2.1mのハーフグランド・サイズのピアノ。
Carl Bechstein(1896年製造, シリアルナンバー: 79 676)を
フィジカルモデリング再現。クラシック音楽の傑作や
ポップミュージックの演奏の両方に向いているとか。

Electro-acoustic piano: CP-80
Yamaha CP-80(シリアルナンバー 1982)を
フィジカルモデリングしたモデル。
CP-80については説明不要ですね。(^^)

Harpsichord: Grimaldi:
1697年製のハープシコード・Carlo Grimaldiを、
BexleyのAndrew Woodersonが2007年に復刻したものを
フィジカルモデリングしたモデル。
17,18世紀のイタリア・ドイツの作曲家による独奏曲に良く合うとか。

Harpsichord: Blanchet:
Francois-Etienne Blanchetが1733年に製作したハープシコード
Chateau de Thoiryを、英国Frampton CotterellのAnthony Galeが
復刻したものをフィジカルモデリングしたモデル。

Pianoforte: Walter:
Anton Walter(1752-1826)によるピアノフォルテをモデリングで再現。
Walterの友人であったモーツァルトがコンサートによく用いていたとか。

Pianoforte: Schoffstoss:
1812年製造のピアノフォルテ。
Donat Schoffstoss(オーストリアのKremsegg博物館所蔵)を
フィジカルモデリングによって再現したモデル。

Pianoforte: Schmidt:
1790年頃にザルツブルクで製造されたピアノフォルテ。
Johann Evangelist Schmidt(ドイツにあるHandelhaus博物館所蔵)を
フィジカルモデリングによって再現したモデル。

Pianoforte: Schantz:
1790年頃にウィーンで製造されたピアノフォルテ。
Johann Schantz(オーストリアのKremsegg博物館所蔵)を
フィジカルモデリングによって再現。

Pianoforte: Graf:
1826年にウィーンで製造されたピアノフォルテ。
Conrad Graf(オーストリアのKremsegg博物館所蔵)を
フィジカルモデリングによって再現。
ベートーベンが特に好んだピアノフォルテだとか。

Cimbalom: Kovacs:
Cimbalomは聖書にも記述がある、Zitherに似た
古代の弦楽器プサルテリウムを祖先とする楽器だそうです。
1970年製のCimbalom、Balazs Kovacsを忠実に再現しているそうです。

Bells and carillons:
ヨーロピアン・ベル協会所蔵のベルとカリヨンを
バーチャルに再現したモデル。

Tubular bells:
ベルジェロ18音チューブラーベルをモデリング。
通常の1.5オクターブから5オクターブに拡張された
3タイプが収録されています。

Clavichord:
14世紀初頭に誕生したクラヴィコードはピアノの前身です。

有償のアドオンでは、
U4 Upright piano add-on(6,510円)
Bluthner Model 1 add-on(6,510円)
Electric Pianos add-on(6,510円)
Xylo add-on: Xylophone and Bass Marimba(6,510円)
Celeste add-on: Celesta & Glockenspiel(6,510円)
Clavinet add-on(6,510円)
Rock Piano YC5 add-on(3,885円)
Vibes add-on(6,510円)
Steelpans add-on(6,510円)

以上の追加音源がラインナップされています。

有償のアドオン全てにMP3デモが用意されているので、
それを聴いて判断できるのが良いですね。(^^)

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インストール後にフリーアドオンを全て組み込むとこんな感じに。(^^;

いっぱいあります。
この中には有償アドオンの音源も含まれています。

PIANOTEQ406.jpg
有償アドオンの音色を選択すると
いくつかの鍵盤の音がでないことと、
20分の制限があることが表示されます。

いくつかの鍵盤とはF#1, G#1, A#1, C#5, D#5, F#5, G#5, A#5です。

動作環境はWindows XP SP2/Vista/7/8 32bit & 64bit、
VST(VST2.4)、RTAS(Pro Tools 8-10)、ASIOスタンドアロン対応。

Mac OS X 10.5-10.8 32bit & 64bit。
AU、VST(VST2.4)、RTAS(Pro Tools 8-10)、
Core Audioスタンドアロン対応。

音はピアノ音源聞き比べか、
Media IntegrationのPIANOTEQ 4に関するサイトで確認してみてください。

音源はメーカーの特徴というものがあるので、
色々なメーカーで揃えておくとバラエティに富んで良いかもしれません。

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