余っているパーツに買い足して1台組みました。
メインはRYZEN 1800XのPCでDTM用に高性能で高負荷に耐えれる仕様ですが、それ以外は高性能である必要も無く。
CORE i7 4770Kのサブ機は先代のメインをお遊び用と仕事をディスクを分けて使っていました。
今回の余ったパーツに買い足して組んだパソコンはブログを書いたり等の簡単な処理に使います。
i3 4160で組んだPCは「省電力のチョイ使い」用途です。(^^;
Haswell i7 4770K/i3 4160比較
i7-4770K | i3-4160 | |
---|---|---|
コード名 | Haswell | Haswell |
プロセスルール | 22nm | 22nm |
コア数 | 4 | 2 |
スレッド数 | 8 | 4 |
動作周波数 | 3.5GHz | 3.6GHZ |
TB最大周波数 | 3.9GHz | - |
キャッシュ | 8MB | 3MB |
バススピード | 5GT/s DMI2 | 5GT/s DMI2 |
最大メモーリーサイズ | 32MB | 32MB |
メモリーの種類 | DDR3-1333/1600, DDR3L-1333/1600 @ 1.5V | DDR3-1333/1600, DDR3L-1333/1600 @ 1.5V |
最大メモリー帯域幅 | 25.6 GB/s | 25.6 GB/s |
TDP | 84W | 54W |
内臓グラフィック | Intel HD Graphics 4600 | Intel HD Graphics 4400 |
動作周波数 | 350MHz | 350MHz |
最大動作周波数 | 1.25GHz | 1.15GHz |
メモリ最大容量 | 2GB | 2GB |
最大解像度(HDMI1.4) | 4096x2304@24Hz | 4096x2304@24Hz |
最大解像度(DP) | 3840x2160@60Hz | 3840x2160@60Hz |
最大解像度(eDP) | 3840x2160@60Hz | 3840x2160@60Hz |
最大解像度(VGA) | 1920x1200@60Hz | 1920x1200@60Hz |
DirectX | 11.2/12 | 11.2/12 |
OpenGL | 4.3 | 4.3 |
ディスプレイ数 | 3 | 3 |
ソケット | LGA1150 | LGA1150 |
PCIe リビジョン | 3.0 | 3.0 |
PCIe 構成 | 1x16, 2x8, 1x8+2x4 | 1x16, 2x8, 1x8+2x4 |
PCIe レーン最大数 | 16 | 16 |
Tcase | 72℃ | 72℃ |
ターボブーストテクノロジー | 2.0 | - |
INTEL i3 4160 は第4世代(Haswell)のCPUなのでi7 4770Kとは同じ世代のCPUです。
コア数、スレッド数は半分ですが、動作周波数は粗同じで内臓グラフィックも粗同じ。
TDPは84Wと54Wなので処理性能を求めない普段使いであれば省電力なPCとなります。
3rdPCの構成
マザーボードは ASUS H81M-E でインテル H81 チップセットが搭載されたものです。
第4世代をサポートするチップセットZ87, H87, B85, H81等の中では最廉価版であり、メモリの最大搭載容量も16MBです。
マザーボードにはSATA 6Gb/sは2つのみ。あとはSATA 3Gb/sが2つなのでSSD等を用いた高速かつ複数のストレージで構成するには役不足。
USBポートは背面に3.1 gen1が2ポート、USB2.0が4ポート、基盤にはUSB2.0が4ポート取り出せるコネクターがあります。
ディスプレイはDVIとD-SubでHDMIやDPポートはありません。
今の時代となってはローエンド以下の仕様ですが、当時のローエンドマザーボードなのでこんなものです。
それでも数千円で買えるのはありがたい。(^^)
しかし小さいマザーボードです。
uATXと記載がありますが、マイクロ(micro)=μ(ギリシャ文字)=u(英字) という表記となるので、H81M-EはMicroATXの規格です。
最初は「uATX」ってなんじゃらほいと思いました。(^^;
CPUクーラーを付けるとこんな感じです。笑
CPUクーラーは虎徹 MarkⅡ
手持ちの余りは虎徹 MarkⅡしかなかったので i3 4160 には大げさすぎるCPUクーラーに。(^^;
ファン回転数は 300 (±200) rpm ~ 1200 rpm (±10 %)
ノイズ・風量は 4.0 ~ 24.9 dBA / 16.6 ~ 51.17 CFM
静圧は 0.75 ~ 10.3 Pa / 0.0762 ~ 1.05 mmH2O
ヒートパイプはニッケルメッキ処理された6mm径が4本
RYZENのAM4にも対応しています。
比較的安価な部類のCPUクーラーですがよく冷えるド定番です。
グリスも付属していますが、職場のPCを分解してみると安価なグリスは高熱や経年劣化でカチカチになっています。
RYZEN 1800Xで組んだ時に購入したMSI CORE FROZR L付属のグリスが余っていたので今回はこれを使いました。
メモリはサブ機に32GB搭載していたので、これを半分取って・・・。
ATXのミドルタワーケースに入れるのでASUS H81M-Eが余計に小さく見えます。
OS用ドライブは余っていた東芝製のSSDを、データ用にはWDの3TBの構成としました。
SSDとHDDのベンチマーク結果です。
既にOSのインストールとデータ移行後のベンチマークなのでフレッシュ時の計測ではありませんがこんな感じです。
WESTERN DIGITAL WD30EZRZ 3TBは5400rpm/64MBキャッシュのモデル。
データ転送レートメーカー公証値は147MB/sです。
ベンチマークで160MB/s前後出ているので「良し」でしょう。
使用状況
ブログやネットを見ている状況ではCPU使用率は4%前後で動作周波数は1GHz以下でした。
16GBのメモリ使用率も20%以内。
内臓GPUにあっても5%前後であり、メモリも1920*1080/60pの設定で100MB程度となっていました。
大げさ過ぎるCPUクーラーを使っているのでCPU温度は30℃前後、SSD、HDD、内臓GPUの温度も30℃前後で安定しています。
チョイ使いのPCでは第4世代(Haswell)のCPU i3 4160でもストレスは感じません。(^^)
PS:後日消費電力を計測してみました。