今回は、フリーウェアの VSTプラグイン SpectrumAnalyzer です。
ステレオミックスの際に、ダイナミクス系のエフェクトを掛け
音圧を上げることを行いますが、その前にそれぞれのトラックの
バランスが良いことが前提です。
各楽器の周波数がぶつかって、音の分離が悪く
ついつい音量を上げて解決しようとしますが、
この方法では、あまり解決しません。
EQ等を使用して、各楽器の「旨み」を引き出して、
後はバッサリ「捨てる」のも方法のひとつです。
楽器間で干渉する周波数帯域で、優先する方を残します。
では、どうやって捨てる楽器とその範囲を決めるのか。
結論は「ケースバイケース」です。
しかし、各楽器の特性によるセオリー的なものはあります。
答えを聞くのは簡単ですが、それは探してみましょう。(^^;
SpectrumAnalyzer を使用して、各楽器の周波数特性を
見ることで、これらの作業が耳だけではなく、視覚的面
からも判断できるようになります。
全てのトラックはキャプチャできませんでしたが、26トラックを
使用した曲のミキサー画面です。(CubaseStudio5)
先の SpectrumAnalyzer を使用して、各楽器の不必要な周波数を
バッサリと捨てた結果が、最初のキャプチャです。
ちょうどギターソロの部分なので、5KHzあたりにピークがあります。
コピー曲なのでUP出来ませんが、
低音も高温も良い感じではないかと思います。
自画自賛&自己満足で MIX 終了!
これ以上は、スキルが無いので無理です。
こんな感じで、使用頻度があるSpectrumAnalyzer ですが、
フリーウェアの VSTプラグイン です。
http://sevenphases.wordpress.com
上記でダウンロードできますが、英文サイトです。
一切の責任は負いかねますので、自己責任でお願いします。