Kenko PRO1D R72 デジタル一眼レフで
赤外撮影が楽しめるフィルターです。
赤外(線)撮影とは可視光線をフィルターで除去し、
赤外線で撮影することを言います。
フィルターケースの撮影例にあるように
可視光を除いた風景をモノクロで撮影すると
緑が白色に撮影されます。
Kenko PRO1D R72赤外線フィルターは
黒っぽいレンズで覗いても何も見えませんでした。(^^;
闇夜のカラスではありませんが、
試しに蛍光灯の屋内で撮影しました。
デジタル一眼レフで簡単に赤外撮影が出来るKenko PRO1D R72ですが、
全てのデジタル一眼レフで上手く撮影出来る訳でもありません。
デジタルカメラにはLPF(ローパスフィルター)が付いており、
通常撮影に不必要な赤外線の帯域を除去しています。
しかし僅かながらに赤外線を通してるので、これを撮影するのです。
僅かな赤外線を光源に撮影するのでシャッタースピードは
通常撮影よりスローにする必要がありますし、可視光線と
赤外線ではピントが合う位置がことなります。これは慣れでしょう。
試しに真っ暗な室内で蛍光灯のリモコンをカメラに向けてみました。
これは CANON EOS kiss X4 で撮影したものです。
十分赤外線を通しているようですが、f/3.5、ISO100、25秒です。
25秒ものシャッタースピードでやっとこれだけなのです。
まだ晴れた日中に撮影出来ていませんが、
どの位のシャッタースピードになるのか。
撮影結果はどんなものになるのか楽しみです。
これはいつもブログ用の写真撮影に使っている、CANON IXY 30S です。
f/2.0 ISO1600 1秒です。
どちらも自動設定でシャッターを切っているので、
ISOの設定やf値が異なりますが、参考までに。
次の休日は少し先になりますが、良いお天気であれば
晴れた日中での赤外撮影に挑戦してみようと思います。
水面やガラスの反射を除去したり空の青や木々の緑が
生き生きと撮影できるPRO1D WIDEBAND サーキュラーPL(W)。
赤外撮影のPRO1D R72。
2DOGの鼻水がレンズに付くのを防ぐため
室内撮影用に買ったPRO1D プロテクター(W)。
接写するためのクローズアップレンズ No.3。
太陽を撮影するための NDフィルター DHG ND-100000。
しばらくはこれらで遊んでみたいと思いますが、
UVカットフィルターも実は欲しいのです。
遠くの空が白紫にくすんでいるのは紫外線の影響なのですが、
これを除去するためにUVフィルターが一つあっても良いかな
なんて思っています。
一眼レフカメラのフィルターは
ギターでいえばエフェクターのようなものですね。(^^)
何かの参考までに。