私はVSTiとMIDIで構成されるトラックは、
最終的にWAVで書き出して使用しています。
スケッチ目的のプロジェクトではVSTiを使用し、
録音や編集を行うプロジェクは別で作っています。
その方が編集しやすかったり扱いに幅が出るのが理由ですが、
CUBASEを起動するときもプロジョクトの読み込みが速いですし、
曲やトラックの書き出しも全てがWAVなので直ぐに終わります。
CUBASE7 64bitで作成したプロジェクトを見てみましょう。
44トラックを使用したプロジェクトで、
凡そ半分くらいがVSTiのトラックです。
これにEQやエフェクターを使用します。
ASIOのパフォーマンスは良いように見えますが、
入力のレイテンシー 16.4ms
出力のレイテンシー 19.4ms
ASIOガードのレイテンシーは23.2msです。
CPUはi7-2600k(3.4GHz/TB3.8GHz)に
メモリを12GB積んでいるパソコンです。
このレイテンシーでは録音する時に
ズレが気になってしまうと思います。
CPU使用率29%でクロックスピードは3.37GHzです。
メモリは58%の使用率で6.8GB使用しています。
一見余裕がありそうですが、録音時に気にならない様に
6~8ms程度にレイテンシーを小さくするとプチプチが発生します。
これは先ほどのプロジェクトと同じ曲ですが、
プロジェクトを別にして全てをWAVで扱っています。
WAVに対してエフェクターやイコライザーを使用しています。
VSTのパフォーマンスに余裕が出来ているので、
レイテンシーを小さくしても安定しています。
いつもはこの段階のプロジュエクトを利用して録音しています。
先ほど29%だったCPU使用率も13%まで負荷が減りました。
クロック数も3.37GHzから2.89GHzと低くなっています。
メモリの使用状況は6.8GBから4.7GBに削減できています。
レイテンシーを5ms程度にしてもキャプチャのような感じです。
全てのトラックをWAVで扱うと案外快適だったというお話でした。(^^)
何にかの参考までに。
コメント
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Cubaseの日本語マニュアルもDLしました。
VSTをWAVにしてという話なのですが、
ドラムス・パートをパート毎にトラックを分割するのがセオリーなのでしょうか?
もしよければそのうちで構いません。レクチャー記事をお願いしたいものです。
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ロッシー さん、こんばんは。
簡単に作るときは1~3トラックくらいですが、
気合を入れて作る場合はそれぞれで作成しています。
パラの方がやはり聞こえ方は良いです。
いつも私がやっている方法を書いてみますので、
しばらくお時間を。(^^)