簡単な作曲練習法を。
といってもコード進行やアレンジの話ではなく、メロディーのお話です。
楽器が弾ける方はコードを繋げて簡単な伴奏を作るのは
さほど苦になりませんが、メロディーはなかなか思い浮かばなかったり。
他人事のように書いていますが私のことです。(^^;
例えば誰もが知っている「うさぎとかめ」
著作権が切れパブリックドメインになっている曲です。
もしもし かめよ かめさんよ
せかいのうちで おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか
この歌詞を題材にメロディーを作ってみましょう。
七五調なので作りやすいと思います。
元のメロディーは忘れて新しいメロディーを。
作曲は想像力。
TMR(西川さん)っぽいメロディーにしてみましょう。(^^)
頭の中でエレクトリックバスドラムの音を4つ打ちで鳴らします。
「ドン!、ドン!、ドン!、ドン!」
これに音階は無くてもいいですから
オーケストラヒットが鳴っているイメージで。
はい、頭の中にテンポとイメージが浮かんだら
先ほどの歌詞を西川さんになったつもりで
頭の中で歌ってみましょう。
扇風機を「強」にして両手を広げ、空を見上げましょう。(^ ^)
ノッテきても声を出してはダメです。
ここではまだ「うさぎとかめ」なので恥ずかしいです。笑
ハイ、次はアコギを持った福山さんで。
次は陽気なリズムを思い浮かべて○○さんで。
今度はバラードを思い浮かべて○○さんで。
最初にリズムと簡単な楽器構成のイメージを持つと
メロディーは出てきやすいと思います。
慣れてきたら○○さん風から、自分らしいメロディ作成や、
マイナーコードでのメロディーやブルース、ジャズっぽい
コードに乗せてメロディーを思い浮かべてみましょう。
出来上がったメロディーにコードを乗せるのは
少し知識が必要かもしれませんが、
最初のうちはDAWを有効に活用してみましょう。
CUBASEのミドルグレードである
Cubase Artist 8に搭載されているコードアシスタント。
コード進行を視覚的、理論的に選択できるように五度圏で表示されます。
また、フラッグシップグレードのCubase Pro 8では
五度圏表示に加えて近接コード表示も可能です。
これで「次のコード」に悩まなくてもOK。(^^)
あとは、出来たメロディの歌詞を「うさぎとかめ」から
オリジナルのものへ差し替えましょう。
差し替えられた歌詞も七五調を基本としていることになるので、
とても歌いやすく聴きやすい譜割になっているハズです。(^^)
私が昔やっていたメロディー作成の練習法です。笑
コメント
おはようございます(^^)
なるほど(笑)
とても分りやすい解説ですね。実際に参考になります(^^)
僕は車を運転している時や歩いているときなど、
楽器を手にしていない時に出来る、と言うか作る事が多いです。
相対音感で、コード進行とメロディの抑揚だけをメモしたり、
スマホにフフフ~と録音したり…
今回の作曲法、、とても分りやすかったので、
今度試してみます(^^)
HA-ROOKIE さん、こんばんは。
私も車の運転中や散歩時に浮かぶことが多いです。
で、帰ると細かい所は忘れていて
ツマラナイものになっているという。(^^;
絶対音感は持ち合わせておらず、
しかも音痴な相対音感で記憶しているので
アレ!?転調してたっけ?なこともしばしばです。笑