先日は途中までミックスを進めながらも、
着地が見えなかったので一回全てをリセット。(^^)
モニターヘッドホン(SHURE SRH840)で作業を進めていますが、
途中で確認の為にリスニングヘッドホンの中堅機種
audio-technica ATH-A900で聴いてみたり。
ここまでは案外崩れていないのですが、
1万円以下のVICTOR HP-RX900やPioneer SE-M390で聴くと
低音がキツくなっています。
低音がウリのヘッドホンですから仕方ないのですが
そのかわりギターやゲームでは迫力があって楽しいのです。(^^)
今度はUR28Mでモニタースピーカーを切り替えて聴いてみると、
YAMAHA Studio Monitor HS5では良い感じですが、
パソコンで使うようなAudio-Technica AT-SP93では
かなりモコモコした印象となります。
リスニングスピーカーのONKYO GX-D90で聴くと、
もう少し低音を抑えた方がスッキリしているような。
中低域の作り方は再生環境に作用される要素が多いようです。
こんな感じでバランスを取りながら進めていると、
SRH840、HS5でスッキリ系に仕上げれば良い感じかな?
という答えにたどり着きます。
市販されているCDでは
どんな再生環境においても概ねのバランスが保たれているので、
それを目標に頑張っているのですが、なかなか。(^^;
マスキング効果があるので、
あれを引っ込めればこれが出てくる。
あれを上げればこれが引っ込む。
それならEQやPANで処理して。
カクテルパーティー効果で
気になる音が聴こえて仕方なかったり。
・・・う~ん、エンドレスかつ迷宮のラビリンス。(^^)
で、毎回半分あたりの所で煮詰まっています。笑
そんな時は気分転換にトリートメント作業。
録音データの頭やお尻。
フレーズの頭、隙間などにある雑音や要らない音。
これをチマチマと無音にする作業です。
他の音でマスキングされることが多いですし、
それに気づく人も少ないと思うのです。
しかしそこは礼儀として。(^^)
これは荒さがしに特化したモニターヘッドホンを使います。
本当は一番最初に行うのでしょうが、
私は息抜きに途中で行うことが多いです。
無心でトリートメントをやっていると頭が一回リセットされて、
案外に次の作業が進むこともあります。
それか途中休憩にこのブログを書いているかです。(^^;
試しにWMAやAAC、MP3等にエンコードしてみます。
・・・シンバルとハットがシャワシャウェ~ブ・・・。
これでサウンドクラウドやYOUTUBEにアップしたら
更に酷いことになります。
→迷宮に戻る。(^^;