CUBASE PRO8での新機能 VCA フェーダー。
いつもまとめが悪くて1曲80トラック近くになっている私には
これがとても便利です。(^^)
簡単にドラムトラックだけ作ってみました。
一番上の最初のトラックが比較用の1トラックで
全てのキットが再生されるドラムトラック。
その下からキック1、2、3、スネア、1、2、タム1、2、ハイハット、
シンバル、FX1,2、ステレオアウトの順です。
ドラムだけで11トラックなので、
これにシンセ、ストリングス、やピアノ、ギターにベース、
更にボーカルを乗せるとなるとトラック数が段々とと増えていきます。
キックはドン、バン、ペチの3つです。(^^)
低域のドン!と中域のバン!と高域のピーターのペチ!の別で
その時々で音色をブレンドして混ぜています。
その昔、MIDI音源でDTMを始めたばかりの時、
音色をレイヤーして音を作るクセがいまだに抜けずです。(^^;
キックはドン、バン、ペチでさえ分けておけば、
最終的にオケで埋もれてもどれかを上げればなんとかなるかなと。
最初のトラックがドラムキットを1トラックで再生しているトラック。
次のトラックが11トラックで作成しているドラムトラックの音です。
キックの重心を下げて更に埋もれないように高域を上げた。
スネアの裏側の音の成分と表側の成分のバランスを変えた。
その他は個別EQや音量バランスなどの些細な変更のみ。(^^)
ドラムキット間のバランスにドラムと他の楽器のバランス。
まだ他の楽器を入れていないので
大きな変化を伴う変更はしていませんが、
最終的に他の楽器でトラック数が増えてくると
ドラムキットのバランスを変更する際に大変なのです。
なのでCUBASE PRO8での新機能 VCA フェーダーはありがたいのです。
どんな機能なのかは公式動画で確認できます。
簡単に書けば最初に概ねのバランスだけ取っておけば、
赤枠のフェーダーで黄色枠のドラムキットのフェーダーが連動して動く。
黄色枠内のフェーダーバランスはいつでも個別で変更も出来る。
ドラム以外の楽器とドラムの音量バランスを取る時は赤枠のフェーダーで1発操作。
細かなキットの音量変更は黄色枠内のフェーダーを直接操作。
動画にあるように「まとめのまとめの更にまとめ」といった使い方も。
VCA FaderはCUBASE PRO8のみの機能ですが
簡単操作の割にとても便利な機能でした。(^^)