今年は「蛇」年ですね。
蛇といえばクネクネヌラヌラと気持ち悪い印象や、
聖書に登場する記述で悪い印象があります。
でも医療のシンボルマークになっていたりもします。
蛇が杖に巻きついているマークは
医療機関や救急車でよく見かけますね。
これはギリシャ神話に登場する名医、
アスクレーピオスが持っていた杖に由来します。
メデューサの血管を使用して死者をも蘇らせる
アスクレーピオスに冥界の王ハーデスが怒り、
ゼウスに抗議したことから、アスクレーピオスは
ゼウスに雷霆で殺されてしまいます。
アスクレーピオスはアポロンの子。
アポロンはゼウスの子。
ギリシャ神話の相関図はかなりややこしい。
そして昼ドラもビックリなエピソードも満載です。(^^;
そのアスクレーピオスの子孫が
ヒポクラテスであるという説もあります。
医療関係に従事されたことがある方は
その名前を聞いてピンと来るかと思います。
「ヒポクラテスの誓い(The Oath of Hippocrates)」
ギリシャの神への宣誓文であり、
医療倫理の基になっている誓いです。
子孫説が関係しているか否かは判りませんが、
医療の神としてアスクレーピオスが崇められ、
持っていた杖がシンボルマークとなっているようです。
「医神アポロン、アスクレピオス、ヒギエイア、
パナケイアおよびすべての男神と女神に誓う、
私の能力と判断にしたがってこの誓いと約束を守ることを。」
このように宣言が始まり、
「この誓いを守りつづける限り、私は、いつも医術の実施を
楽しみつつ生きてすべての人から尊敬されるであろう。
もしこの誓いを破るならばその反対の運命をたまわりたい。」
そして最後はこう括られます。
医療に関連のある蛇。
少しは親近感が増しましたでしょうか。(^^;
ヒポクラテスの誓いに興味が湧いた方は、
ナイチンゲール誓詞も是非に。
私にとっての蛇はもちろんホワイトスネイク。
エイドリアン・ヴァンデンバーグ、ジョン・サイクス、
スティーヴ・ヴァイが在籍していた頃が好きです。
特にジョン・サイクスが楽曲作成に携わっていた、
「白蛇の紋章」が好きでした。
このアルバムではエイドリアン・ヴァンデンバーグが
ギターソロを1曲弾いています。
そしてエイドリアン・ヴァンデンバーグとスティーヴ・ヴァイの
ツインギターでのツアーもありましたね。
サイクス繋がりではブルー・マーダーも好きでした。
最近は全然聞いていませんでしたが、
若かりし頃に憧れたギターヒーローの曲を
もう一度聞き返してみましょう。
新たな発見があるかもしれませんね。(^^)