昨日はサイドチェインの話を進めるにあたって、
ダッキングについて簡単に書きました。
それでは、本題のサイドチェインについてです。
CUBASE6/CUBASE ARTIST6(最新版6.5含む)が
サイドチェイン入力に対応しており、
付属するVST3.xプラグインの殆どが対応しています。
CUBASE6/CUBASE ARTIST6に付属する音源とエフェクターを使って、
簡単なオートチェイン練習サンプルを作って効果を確認してみましょう。
オーディオトラックでもインストゥルメントトラックでも
良いのですが、ここではVSTiでベーストラックを作ります。
HALion Sonic SEの音色を使ってベタ打ちします。
次にトリガーとなるキックのトラックを作ります。
これもオーディオトラックでもVSTiトラックでも構いません。
HALion Sonic SEの音色を使ってベタ打ちします。
あとは、ベーストラックのインサーションエフェクトに
コンプレッサーをアサインして、サイドチェインの設定を行います。
これで、キックドラムの鳴った時だけ、
ベーストラックにコンプレッサーが掛かります。
視覚的に判りやすくするために、
オーディオトラックに書き出して、その差をみてみましょう。
少し判り難いですが、サイドチェインによって、
キックの鳴っている所にだけコンプレッサーが掛かり、
ベースの音が圧縮されているのが確認できます。
これがサイドチェインです。
ダンス系、ポップス系では使用頻度の高いサイドチェイン機能を
利用したエフェクター設定ですが、色々なエフェクトに応用すれば、
飛び道具的な使い方もできます。
使用しているDAWの機能を知っていて使わないのと、
知らずに使わないのでは大きな違いです。
せっかく高いお金を払って購入しているのですから、
知らずに使わないのは非常にもったいないのです。(^^)
この際ですから、手持ちの機材をアレコレつないで
試してみるのも面白いですね。
何かの参考までに。
コメント
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おはようございます♪
本当に、まだまだ知らない事ばかりと、
つくづくに思ってしまいます><
本当にありがたい情報を、ありがとうございます(^^)
確かに、色々と使いどころがありそうですが、、、
まずは、キックとベースから試して、感触をつかんで行きたいです!
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HA-ROOKIE さん、こんばんは。
普段使わないVSTエフェクトやMIDIエフェクトも
案外面白い利用方法があったりと発見が多いこの頃。
実際に曲に使う使わないは別として
エフェクターで遊んでいるのも私は楽しいのです。(^^)