東日本大震災から1年が過ぎました。
1.5万人の尊い命が突然と失われ、
今もなお行方が分からない方が3千人を超すそうです。
34万人の方が避難生活を送り、
仮設住宅にお住まいの方が11万人もいらっしゃる・・・。
1年前のあの日、関西に住む私は確か休日でした。
テレビでそのニュースを知り、すぐ近所の家電量販店で
パソコン用のテレビチューナーを職場用に購入しました。
メルトダウンの恐れがあると思い、
職場でもリアルタイムで状況を知る必要があったからです。
その日は徹夜で情報を集めていました。
深夜過ぎ、職場のある県、地域より防災、医療チームが出発しました。
逆を言えば、今この地域に連動した大きな地震が発生すれば
医療体制は通常以下であるということです。
翌日、職場で緊急会議を開き、
職場がある地域の現在の医療体制の説明や、
今、同様の地震が発生したときの対応を説明しました。
同時に非常食と非常用飲料水の備蓄を今後1年間は
通常時の倍以上を備えるようにと指示しました。
関西においても、流動食や紙オムツ類、
特別な食事に必要な食材の一部が当面入手困難でありました。
代替品や使用量を抑えて対応した記憶があります。
全職員の緊急連絡網の再確認や自分が住んでいる地域、
家族が住んでいる地域の緊急時の避難場所とルートを
各自調べておくようにも指示しました。
あれから1年。
力の無い私に出来ることは、
学びそしてそれを活かすことしか思いつきません。
亡くなられた方々の御霊がどうか安らかでありますよう、
この日この時、心よりお祈り申し上げます。