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魂注

お昼は蝉の音

夜には夏の終わりの虫の音も聴こえてきます。

本日は昆虫のお話でも。

嘘です。

バイオリンには「魂柱」というものがあり、表板と裏板の間にある木の棒のことを指すのですが、この魂柱が表板から裏板へと弦の振動を伝えています。

楽器の構造を調べていて辿り着いたのですが、この「こんちゅう」という響きが気に入りまして。

そこでです。

ヘッドホンやスピーカーにエイジングというものがありますよね。

効果の真意は別として。

使用者の耳が慣れる。

機器の可動部分が馴染む。

それがエイジングだと個人的には思っております。

それをエレキギターに置き換えて。

「ギターを買う→しばらく弾き続ける」

そのギターの可動部分も馴染みますし、耳も馴染みます。

ネックの握りやフレット高、弦高、スケールに左手も馴染みます。

右手もミュート位置や腕の当て方も馴染んできます。

これってエイジングと呼んでもいいのでは?と思いますが、エイジングという呼称にすると様々な沼にハマっておられる方を敵にまわしてしまいそうです。

そこでこのプロセスを、

「魂注」

このように名付けましょう。

新しく楽器を買ったら楽器も奏者も馴染むまで弾く。

愛着も湧きますよね。

まさに「魂注」ではないですか!!

魂を楽器に注ぎましょう。

そういえば巷はお盆ですね。

ご先祖様が自宅に戻ってこられる期間です。

どうぞくつろいでお過ごしくださいませ。m(_ _)m

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