・DTMパソコン

RYZEN7 1800XとASUS PRIME X370-PROでのコントローラー別USBポート計測結果-2

2017/06/11

前回、RYZEN7 1800XとASUS PRIME X370-PROでコントローラー別にUSBポートのベンチマークを行い、USB転送や安定性などを調べました。

その結果、転送速度についてはAMD X370からのUSBポートに問題は無く、RYZEN7 1800XとASMediaのUSBコントローラに接続されたUSBポートの測定結果の傾向が他のポートと異なることがわかりました。

しかし、転送速度に問題の無いAMD X370においても、マザーボード上から取り出したUSB3.0ポートに接続したUSB機器が切断と接続を時々行うことが発生します。

また、この減少は他のUSB3.0ポートでも発生していました。

今回はこの現象について、どのポートで発生しているのか調べてみました。


正常時と不安定時のべンチマーク計測結果の違い

左が正常時のベンチマーク結果で、右が不安定時の計測結果です。

Seq Q32 TI ライト、4K Q32 TIのリード&ライト、4Kのリード&ライトの結果が正常時と著しく異なります。

タスクマネージャーを見てみると、USBドライブのSSDにアクセスはしていますが、4K関連のベンチマークでは転送速度が落ちていることが見てとれます。

また、モニターの山はベンチマークデータの転送等の回数がわかります。

何回か連続でベンチマークを走らせているとフリーズしたような状態になるときがあります。

途中でUSBドライブを見失っているようです。

この時、先程は規則的な「山形」であった形状に明らかな変化を見てとれます。

この際にUSB機器に対して「切断」と「接続」が行われることがありました。

・暫く放置すると再び計測が継続される。

・フリーズしたまま。

・対象のドライブを見失い、再起動しないと再認識しない。

結果、この3パターンのうちどれかになります。(^^;

ベンチマーク対象ドライブだけではない

先程のベンチマークを行う前に各USBポートにUSB2.0メモリを挿しておきました。

こうすると、切断が行われたポートに挿したUSBメモリが再接続されたときウインドウが開くので、どのUSBポートに対して切断と再接続が行われたか簡単にわかります。

管理ツールにあるイベントビューアでも知ることができますが、ディスク何番とか表示されるので私は簡単に知るためにUSBメモリを使いました。

結果、このベンチマーク中に切断と接続が行われたUSBポートは、ベンチマーク対象ドライブを接続したバックパネルのPS2ポート付近にあるRYZEN7 1800XからのUSB3.0ポート、そして隣接するもう一つのRYZEN7のポート。

そしてLANポート付近にあるRYZEN7 1800XからのUSB3.0ポート。

どちらもRYZEN7 1800XからのUSBポートでした。

また、ベンチマーク中に関係なく、マザーボード上にあるAMD X370のUSB3.0ポートに接続したUSBメモリが時々、切断と再接続を繰り返します。

ある意味安定しているASMedia USBポート

これまでの結果では、

・バックパネルのRYZEN7 1800XからのUSB3.0ポートは不安定であること。

・バックパネルのAMD X370からのUSB3.0ポートは安定していること。

・マザーボード上のAMD X370からのUSB3.0ポートは切断と再接続の頻度が高いこと。

・バックパネルのASMedia USB3.1ポートは4K関連のベンチマーク結果以外は安定していること。

・マザーボード上からのUSB2.0ポートは特に不具合はないように思えること。

ただし、いずれかのUSB3.0ポートを見失うと他のUSB3.0ポートを巻き込んで切断と再接続を行い、対象ドライブを再認識しようとするようです。(^^;

ASMedia USB3.1ポートは 4K Q32 TIと4Kのリード・ライトのベンチマーク結果は他のポートと比較して明らかに異常値ですが、これがこれ以上良くなるわけでも悪くなる訳でもありません。

切断と再接続に巻き込まれませんし、ある意味、USB3.xポートの中では一番安定しています。(^^;

最新版のBIOSでも症状は変わらずでした

これらの確認はPRIME X370-PRO BIOS 0504で行いましたが、2017年3月23日に公開されたPRIME X370-PRO BIOS 0511でも行ってみましたが、これらの症状は改善されませんでした。

ちなみに、このBIOSバージョン0511の改善点は、0504から「Improve system performance」「Make CPU temperature more precise」が改善されているとの記載がありました。

あくまで私の環境でのことです。

RYZEN7 1800XとASUS PRIME X370-PROの組み合わせで発生しているUSBポート関連の不具合を書いていますが、あくまで私の環境での出来事ですので、巷の状況に関係があるとか無いとかはわかりません。

これまでのRYZENでDTM PC関連まとめ

AMD RYZEN 7シリーズ発売 (2017/02/27)
AMD RYZEN CPU & AM4 (2017/02/28)
AMD RYZEN71800X でDTM PCを作る-1 (2017/03/03)
AMD RYZEN71800X でDTM PCを作る-2 (2017/03/04)
パーツ交換後のWindows10ライセンス認証 (2017/03/04)
AMD RYZEN71800X でDTM PCを作る-3 (2017/03/05)
パーツ交換でライセンス再認証が必要であったもの (2017/03/05)
PC環境覚え書き 2017_03 (2017/03/06)
RYZEN7 1800X ベンチと温度 1 (2017/03/09)
RYZEN7 1800X+ASUS PRIME X370-PRO 不具合について (2017/03/13)
RYZEN7 1800X ベンチと温度 2 (2017/03/14)
AREA 4 WING 2 (AMD RYZEN7/X370 USB対策) (2017/03/15)
RYZEN7 1800XとASUS PRIME X370-PROでのコントローラー別USBポート計測結果-1 (2017/03/20)
RYZEN7 1800XとASUS PRIME X370-PROでのコントローラー別USBポート計測結果-2 (2017/03/26)
AREA Over Fender R (2017/03/24)
DTM PC 2017 RYZEN7 1800X + CUBASE PRO 9 (2017/04/01)
PRIME X370-PRO BIOS 0515 (2017/04/02)
PRIME X370-PRO 現時点でのUSB改善策 (2017/04/04)
PRIME X370-PRO BIOS 0604 (2017/04/16)
PRIME X370-PRO BIOS 0803 (2017/06/11)

 

-・DTMパソコン