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HT-1R Combo

2014/10/08

Blackstar HT-1R ComboBLACKSTARのギターアンプ HT-1R Combo です。

このギターアンプはプリ部とパワー部に真空管を搭載した
オールチューブのギターアンプです。

ちなみにスピーカーは、
ブラックスター カスタムスピーカーの8インチ1発の2ch仕様です。

真空管アンプ
ハンドルも皮にステッチが入っており頑丈そうです。

車の写真で説明されていますが、このHT-1R Comboには
ISF (Infinite Shape Feature)という回路が搭載されていて、
ツマミを回すとUSA系サウンドからUK系サウンドに変化します。

BLACKSTAR ギターアンプ
EQのツマミがISF回路なのです。

FENDER JAPAN SD-15
写真はFENDER JAPAN SD-15です。
基本的に多くのアンプには設定された周波数を増減する、
BASS、MIDDLE、TREBLEなどのトーンコントロールが装備されています。

ギターアンプ HT-1R
しかし、このBLACKSTARのギターアンプ HT-1R Comboでは、
BASS、MIDDLE、TREBLEのそれぞれでトーンコントロールするのではなく、
EQのツマミを回すことによって、ISF回路でそれぞれが連続的に連動する
トーンコントロールとなっています。

EQのツマミを回すとカラっとした歪みから
ファットでヘビーな歪みに変化していきます。

個別の設定が出来ない変わりに、
簡単に HT-1R Combo の(メーカーが思う)
オイシイ音を誰でも簡単に出すことができます。

MP3の入力があるところ等をみても、
初心者をメインターゲットにしているアンプのようです。

ギターアンプ
自分がカッコイイと思うアングルで撮ってみました。(^^;

Blackstar
BLACKSTAR HT-1R Comboが搭載する真空管は
プリ部にECC83×1、パワー部にECC82×1です。

読み替えればプリ部に12AX7×1、パワー部に12AU7×1ですね。
12AU7はプリ管ですがパワー部に使用されています。

何故プリ管をパワー部に使えるかというと、
パワー部に使用されている真空管は、
内部的に双三極管の構造をもっているので、
パワー管と同じプッシュプル増幅回路を
構築することができるからです。

比較的小出力のアンプに採用されている方式です。
VOX AC15VR(15W)もプリアンプはディスクリード回路で構成し、
パワー部に12AX7(プリ管)を採用しています。

誤解を避けるためにパワー管に●●●と記載されず、
パワー部に●●●と記載されることが多いです。

バイアス調整でも書きましたが、プリ管はパワー管のような
バイアス調整の必要がないので交換も比較的容易です。

BLACKSTAR HT-1R Comboの出力は1Wですが
防音室のなかでも相当の音量です。

HT-1R
このアンプの良いところは、
ヘッドホン兼用のラインアウトを搭載しています。

スピーカーエミュレート機能を搭載しているので、
スピーカーエミュレートされた信号がヘッドホンや
ラインにアウトプットされるのです。

DAWでのライン録音に便利です。(^^)

また、ギターの入力はモノラルですが、
HT-1R Comboにはデジタルリバーブが搭載されていて、
このリバーブはステレオでアウトプットされます。

MP3入力もステレオ(2ch/L,R)なので、
ヘッドホンやラインに出力される
信号はステレオ出力となっています。
(スピーカーはモノラルです)

ブラックスター 真空管ギターアンプ
キャビネット背面にはスピーカーアウトプット端子があるので、
別のスピーカーキャビネットを鳴らすことも出来ます。

出力は1Wですが、FENDER JAPAN SD-15(11W)の小型アンプでも
室内ではボリュームをさほど上げることは出来ないので、
最終的に思い切ってもっと出力の小さいアンプにしました。(^^)

~Part 2 馴れ初め編~

先日の防音室の備品を買いに楽器屋さんに行き、
YAMAHA THR5、VOX VT20+、Ibanez TSA5等を弾き比べて買いました。

YAMAHA THR-5/ 5W+5W アンプシミュレート Audio I/O(USB)
VOX VT20+/ 30W 12AX7をパワー管に使用する独自仕様 アンプモデリング付
Ibanez TSA5/ 5W 12AX7 x 1, 6V6GT x 1、チューブスクリーマー付
自宅にあるギターと略同じ仕様のギターを試奏に貸して頂き、
ついでにFENDER JAPAN SD-15も並べてもらって弾いていました。(^^;

BLACKSTAR HT-1R Comboのクリーンは FENDER SD-15より篭っているが、
歪みは一番好みにあっている。

VOX VT20+ のクリーンは好みだけど音がでかい。歪も同じ。

この段階で購入対象から除外。宝の持ち腐れだ。

Ibanez TSA5はオールチューブとあって期待したが、
クリーンはカチカチ過ぎて耳が痛い。

ツマミを調整してもなかなか好みに近づかない。

歪みはチューブスクリーマー搭載とあるが、
私も昔持っていたけどこのアンプのTSのニュアンスとチョット違う。
歪みは明るい音だけど使えるのはクランチまで。

ハードロックの歪みとは種類が違う歪みです。

YAMAHA THR-5のクリーンはIbanez TS5と同じ印象で硬い。

歪みは搭載されているアンプシミュレーションを使ったけど
残念ながら私の好みではありませんでした。

この段階で購入対象から除外。

BLACKSTAR HT-1R ComboとIbanez TS5を自宅にあるのと同じ
FENDER SD-15と比較しながらしばらく弾いてみて。。。。

Ibanez TSA5のクリーンは私は多分使わないし、
歪みもクランチまでならあまり使わない。

結局、ハードロックな歪みのBLACKSTAR HT-1R Comboにしました。

スピーカーエミュレートがDAWに便利そうだし。
リバーブも付いてるし。(結構、良い感じでした。)

エイジングしてもクリーンの音が気に入らなければ、
スピーカーアウトで別のキャビネット鳴らせばいいか。

これぞ真空管!的な音を期待すると過度ですが、
それでも私の好みで言えば、試奏したなかでは一番良い歪みでした。

演奏するジャンルや好みが違えば別の答えになるので、
人の感想など当てにせず、自分の耳で確かめて買いましょう。(^^)

人の感想は参考までに。

ネットで買うより高いかもしれませんが、
他人の好みで高評価であっても、買ってみて「?」的な
経験は少なからずあると思います。

散々比べて悩んで選んだものには愛着が湧くので、
大切に使うことにもなりますし、自分の好みの再確認にもなります。

ネットで買うより高くてもそれは勉強代。
・・・・と言いながら、

アマゾンを表示している私であります。(^^;

何かの参考までに。

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