・写真/カメラ/天体望遠鏡

APS-C

2014/10/13

デジタル一眼レフカメラのCMOSには各社で異なるサイズと
規格があることは先日書いたとおりです。

レンズには●●mm-●●mmとF値についての記載があり、
APS-C用に35mm換算●●mm相当という記載を見かけます。

この換算について書いてみます。

35mmのCMOSは 36mm×24mmですが、
APS-CのCMOSでは CANON EOS KISS X4 を例にとると
撮像画面サイズは 22.3×14.9mmです。

この撮像画面、CMOS等と呼ばれるサイズの差によって
換算が必要になってきます。

では実際に換算してみます。

ここでは換算する数値を「1.6」としていますが、
同じAPS-Cでもキャノン社以外ではCMOSのサイズによって、
「1.55」等の数値を使う場合もあります。

apsc01.gif
交換用レンズの28mmではAPS-C換算で45mm、
50mmでは80mmとなります。

通常50mmのレンズは標準レンズですが、
換算後の80mmでは中望遠レンズとなります。

実際にどのような差があるかをみてみましょう。

gakaku01.jpg
上の図の左は28mmレンズなどの画角の広いレンズの例です。
広い角度を撮影可能なので「広角レンズ」ともいいます。

右は画角の狭いレンズの例です。
縦横の比率を一定にした赤枠の四角形が撮影範囲となります。

では、この撮影範囲を実際のデータに表してみましょう。

カメラ部有効画素が 約1800万画素のカメラ(KISS X4)の
記録画素数が約1790万(5184×3456)であったとします。

gakaku02.jpg
縦を3456、横を5184のデータにして記録画素数を合わせると、
先程の赤枠の四角形の撮影範囲はこのようになります。

左が標準レンズ、右が望遠レンズ。
このようになりました。

35mm換算が必要なAPS-Cスペックでは、
同じレンズを使用すると35mmのカメラと比較して
「広角撮影に弱く、望遠撮影に強い。」

このように言えるのかも知れません。

何かの参考までに。

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