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dbx 286s

2014/11/05

dbx マイクプリアンプ 286s
dbx マイクプリアンプ 286s

コンプレッサー、ディエッサー、エンハンサー、エキスパンダー/ゲート、
アウトプットゲインを装備した定価28,080円のマイクプリアンプです。

流通価格では1.5~2.0万円あたりでしょうか。

UR28M
オーディオインターフェイス UR28Mには2chの
Class A マイクプリアンプ D-PREが装備されています。

D-PREは色づけをプラグイン・エフェクト等を使って
DAW側でじっくり行うことを前提に作られているので、
非常に素直な音になっています。

他社と比較して「おとなしい」音というレビューが多いのもこの為でしょう。

TA-VP
TA-1VPはAuto-TuneやMicrophone Modelingに目がいきがちですが、
マイクプリアンプ部はタスカム製品らしく非常に素直な音です。

コンプレッサー、ゲート、ディエッサー、イコライザー等を装備し、
ダブルトラックやデジタル出力に対応しているのが特徴です。

オーディオインターフェイスのマイクプリを使用せず
単体のマイクプリアンプを購入するして使用する場合、
せめてインターフェイスの価格と同等以上の製品でないと
インターフェイス内蔵のマイクプリの方が高品位であったりします。

エフェクター的に使用するのであれば
オーディオインターフェイス以下の価格帯から
マイクプリアンプを選択するのもありです。

Tube MP Studio V3
ART Tube MP Studio V3を持っていますが、
これはマイクプリアンプというよりはエフェクター的に使用することが多いです。

真空管でサチュらせる。いわゆる汚し系の用途です。

dbx マイクプリアンプ 286s
dbx マイクプリアンプ 286sに話を戻します。

dbx 286sの価格は1.5~2.0万円なので、
入門用オーディオインターフェイスの機能強化に良いかもしれません。

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dbx 286sのゲインはマイク入力で0dB~+60dB、
ライン入力で-15dB~+45dBとそこそこ稼げます。

また、48Vファントム電源にも対応しており、
コンデンサー型マイクも使用することができます。

80Hzのハイパスフィルターも便利です。

人の声は100Hz以下では多くのエネルギーを作ることが出来ないので、
80Hz以下の帯域を抑えることで吹かれやハムノイズの軽減に役に立ちます。

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コンプレッサーは効きを調整するDRIVEと
リリースタイムの変化を調整するDENSITYしかないので
細かな設定は出来ませんが、ある意味簡単で良いかもしれません。

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ディエッサーはサシスセソで気になる歯擦音を軽減するエフェクトです。

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エンハンサーは音を明瞭にするHFと
力強さを加えるLFという2種類のツマミが用意されています。

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ゲートとエキスパンダーはノイズの多い入力音で便利です。
音を通過させる信号レベルと減衰させる量等を設定できます。

音の無い時は信号を通さず、信号が弱くなると減衰させるので、
ノイズが目立たなくなるエフェクターです。

286s02.jpg
背面にはエフェクト用のインサート(センド/リターン)が装備されています。

これはY字型のケーブルを使用するタイプで、
dbx 286s側にはTRSプラグを使用することになります。

TRSの意味は、
T=チップ=Tip
R=リング=Ring
S=スリーブ=Sleeve

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dbx 286sのインサート(エフェクトループ)では、
Tip(T)がセンド、Ring(R)がリターンの信号となります。

286s.png
286sのブロック図です。
サムネイルは1147 x 875サイズにリンクしています。

dbx 286sは非常にシンプルな設定項目のマイクプリアンプ/プロセッサーなので、
DTM入門セットの機能強化等に良いかも知れませんね。(^^)

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