・楽器/エフェクター

ノイズシールド施工

2014/10/22

さて、本日はギターに電磁誘導ノイズのシールド加工を施します。
施工を施すギターはストラトタイプのバッカスBST-350です。

アルミテープ
使用したものは、ホームセンターに売られている
キッチン用アルミテープです。500円~800円位です。

これを使って、ギターを弾いていない時に発生する、
「ジー」という電磁誘導ノイズの低減を図ります。

台所用アルミテープ
私は幅5センチ、厚さ0.1ミリの品を使用しましたが、
幅は広いほうが後々手間が掛かりません。

ここで注意事項があります。

アルミテープの表面は電気が流れる状態でなければいけません。
テープ表面に電気が流れなければアースに落とせません。

アースを落とさなければ意味がありませんし、
逆にノイズを拾うアンテナを作るようなものです。

これについては、昨日のギターノイズ対策で書いています。

ギターノイズ対策
写真が多くなるので、いっきに作業を終えてます。(^^;

ギターノイズ対策
拡大写真です。
テープとテープの継ぎ目、ここが大事であり、問題なのです。

ギターノイズ対策
デジタル式テスターで計ってみましょう。
0Ωで抵抗はありません。通電しています。

このアルミテープに抵抗があると、
ハイ落ちに聞こえる場合があるようです。

ギターノイズ対策
継ぎ目を越えて測定してみましょう。

測定不能です。通電していません。
これでは、シールド処理ができません。

ギターノイズ対策
アナログ式テスターでの場合です。
一枚のアルミテープ上では通電しているので、
針が振り切っています。

ギターノイズ対策
テープの継ぎ目を越えて測定すると、針が振れません。
通電していないので、シールド処理ではなく、ノイズアンテナを作っています。

対処法はいくつかあります。
アルミテープ1枚ごとにアースを取る。

これでも良いですが、手間ですし、綺麗ではありません。
それに「通電する材」を増やすごとに、昨日の記事で書いたとおり、
静電容量が増えてしまいます。

ギターノイズ対策
そこで私が施工した方法は、
キッチンにあるアルミホイルを細長く切って、
テープで固定し、継ぎ目と継ぎ目に1本のブリッジを施しました。

テスターで計測してみてください。
通電を示したら、ここまでの作業は順調です。
(写真を撮り忘れました)

ここから、ピックアップやセレクター、ポット類を組み立てます。

さて、ピックガード裏の電磁誘導ノイズの遮断ですが、
このアルミテープを貼ったピックガード裏を
ポットなどのアースへ繋がないと意味がありません。

これもいくつか方法がありますが簡単です。

通常、ポットのワッシャーはピックガードの表に使用しますが、
これをもう一枚使用します。

通電するワッシャーをホームセンターなどで買います。
ワッシャー2枚でピックガードを挟んでポットを固定します。

これで、ピックガード裏のアルミテープは、ピックガード裏の
ワッシャーによって強く密着し、そしてこのワッシャーは
ポットとも強く密着します。

ピックガード裏のアルミテープはアルミホイルによって、
一連となっているので、このアルミテープによるシールドは、
ストラトであれば、ボリュームポット、トーンポット、
セレクターを通じてアースを取っていることになります。

これで、作業は終了です。

施工後の感想:
ギターを弾いていない時に発生するジーッというノイズ。
シングルコイルのギターでは少し気になるこのノイズ。
多少は残っていますが、気にならないレベルまで落ちました。(^^♪

感覚的には半分以下でしょうか。

配線も最初からやり直し、不要なハンダも取り除き、
これまで2本使用していた配線も、途中の皮を剥くことで
1本で済ませるなど、なるべく余計なものを省いて、
線間容量や静電容量の軽減に努めました。

前回、TBXトーンコントロールを取り付けた際に、
僅かにハイ落ちを感じたのですが、今回はアルミテープを
施したにも関わらず、元に戻った様な気がします。

明日は、購入時の状態で録音してあった音と、
今回施工後の音を比較してみたいと思います。

今回はストラトタイプのギターのノイズ対策でした。
何かの参考までに。

-・楽器/エフェクター