・作曲/理論/音響

アースで電場処理 1

2015/08/31

シングルコイルのギターを弾くと
どうしても無音時の「ジィ~」っというノイズが気になります。

コンプレッサーや歪系のエフェクターを使うと尚のこと。

我が家は集合住宅なのでDTMには良い環境とは言えません。
そこでギターにノイズ対策やコンセント周りに対策をしたり。

結果は微々たるものであったり、
部屋を変えると問題なかったり。(^^;

家庭用コンセントアースの種類ノイズ改善方法1ノイズ改善方法2
ノイズ改善方法3ノイズ改善方法4ギターノイズまとめノイズシールド施工
FURMAN SS-6BFURMAN SS-6B-その後

関連する過去の記事です。

OVERTONE時代の記事が殆ど。
その時の背景は黒だったので、
背景が白の現在では挿絵が見ずらい記事もありますが、
どれも大した内容ではありません。(^^;

たびたび書いていますが、ノイズの発生源を特定することは簡単です。
シングルコイルかハムをタップしてコンプレッサーを大げさ掛けて、
ディストーションも大げさに掛けます。

この状態でパソコンやモニター、電源タップにギターを近づければ
「ジィ~」というノイズが発生します。

それらに対して距離を置くか、
弾く時にギターの角度を変えればノイズは低減します。

これは放射ノイズに対して有効ですが、
すでに電源を通して機器に入っているノイズには効果ありません。

FURMAN SS-6B

そこで電源に対するノイズフィルター等が有効な場合があります。

写真はFURMAN パワーディストリビューター SS-6Bです。

SS-6BはEMI/RFIフィルター、サージフィルター、
サーキットブレーカーの3つの機能を有しています。

EMI(Electro Magnetic Interference)とは、
機器から漏れる電磁気妨害で、電磁波ノイズ、放射ノイズを示しています。

RFI(Radio Frequency Interference)とは、
機器による無線周波数妨害で、電波ノイズを示しています。

EMI/RFIフィルターによって、電磁波ノイズ、電波ノイズを軽減する機器ですが、
フィルターとメタルボディによってこのタップから外に出さないということ。

ファーマン SS-6Bから電源を取ったモニターは
電源から混入するノイズが低減し綺麗に映るかもしれませんが、
モニターから発生するノイズは低減されないので、
ギターを近づけると「ジィ~」っというノイズが発生することは変わりありません。

niz

電磁波を含む放射ノイズには距離を置くことが一番です。(^^)

電磁波は電場と磁場

前置きが長くなりましたが、この「電磁波」を分けると電場と磁場。
磁場には距離を置くとして電場はある程度アースで逃がせます。

denba

Aはコンセントに挿していない状態。
あたりまえですが電場も磁場も発生しません。

Bはコンセントを挿した状態。
電圧が掛かっているので電場が発生していますが磁場は発生していません。
ただし、スタンバイ状態などを行う機器では磁場が多少発生しています。

Cはスイッチオン。
電場と磁場が発生しています。

電場と磁場はともに距離を置けばギターに混入するノイズは低減されますし、
ノイズの発生源に対して向きを変えて弾くだけでも低減することもあります。

ノイズ源にピックアップやサーキットを向けないだけでも違います。(^^)

電磁波の人体への影響

FURMAN SS-6B-その後でも書いていますが、
今の部屋と設置状況ではSS-6Bのノイズ対策に係る効果は感じませんが、
サージフィルター、サーキットブレーカーの機能があるので
機器の保守という点では重宝しています。

現在はアースを外しているのですが、
電磁波というと何か体に悪い気がします。

電磁波による人体への影響についての公式見解は、
現在のところ世界保健機関の組織である
国際癌研究機関(IARC)から出されています。

IARC(International Agency for Research on Cancer)では
電磁波ではなく超低周波磁場と表されてますが、
中身を読めば電線、コンセント、コード、電気製品といった
内容なので意味合いは同じです。

そこでは発がん性に関しては低周波磁場はGroup2B、
低周波電場、静電場、静磁場 はGroup3に分類されています。

Group2Bは
ヒトに対する発癌性が疑われる (Possibly Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境

Group3は
ヒトに対する発癌性が分類できない (Not Classifiable as to its Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境

電磁波過敏症という症状もありますが、
これについては統一された診断基準はまだないようですし、
電磁波の健康への影響について「ある」「ない」を証明することは
現在のところ困難であるようです。

しかし、人の体も電気信号で動かしていますし、体の殆どは水分なので、
通常の生活環境内での電磁波による影響が健康を害するか否かは別として
何らかの影響はあると考えてもおかしくはないのでしょう。

少し話はそれますが・・・IARC発がん性リスク一覧

ヒトに対する発癌性が認められる化学物質、混合物、環境Group1には、
ウイルス感染や薬品に関する身近な例も多いですし、タバコ、無煙タバコ、
アルコール飲料、紫外線での日焼けマシーンもあげられています。

ヒトに対する発癌性がおそらくある化学物質、混合物、環境Group2Aには、
紫外線、日焼けランプの照射があったり、美容・理容に従事やシフト勤務も
分類されていますが、熱いマテ茶なんて記載もありました。(^^;

ヒトに対する発癌性が疑われる、化学物質、混合物、環境Group2Bには、
低周波磁場、コーヒー、ドライクリーニングに従事、印刷作業に従事、
服飾製造業に従事などが記載されています。

ヒトに対する発癌性が分類できない、化学物質、混合物、環境Group3には、
低周波電場、静電場、静磁場、外科インプラントや歯科セラミックインプラントなど。

ここにまたマテ茶とあります。
熱いマテ茶(Group2A)と適温のマテ茶(Group3)では発癌性が異なるのでしょう。

公益社団法人 日本看護協会ではサーカディアンリズムを乱す交代制勤務が
発がん性がおそらくあるとされるGroup2Aに分類されているとの紹介もありました。

「IARC発がん性リスク一覧」で検索するとWIKIなどで一覧を見ることができます。
案外身近な薬品や染料、環境があがっているのでぜひ一度。

アースを取り付けました。

denba01

現在のところ、ギターのノイズや機器のノイズに影響がないので
外していたアース線ですがもう一度取り付けることにしました。

SS-6Bもフィルターでカットしたものはアースに流しているようですし。
もしかして前回の測定結果はアース線を引いてなかったからかも!?

また今度アース線の有無でもう一度測定してみましょう。

アースはしないよりした方がが良さそうですが、
結果、何らかの影響でノイズが増えるようならまた外します。

 

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