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Peak/VU/RMS

2014/10/27

マスタリング時のレベルメーターの読み方について書いてみます。

m01.jpg
DAWやMTRに付いているレベルメーターの多くは Peak Meterです。

DTM機器はDigital処理を行っているので、
0dBfsを超えるとクリップしてしまいます。

ピークメータで0dBfsを超えてはいけません。

トータルコンプレッサーやトータルリミッター、
トータルマキシマイザーで0dBfsを超えないように
音圧を整えますが、この際に視覚的にも確認できるように
ピークメータが付いています。

0dBfsを超えてクリップすると、プチ、パチ、バリなどの
クリップノイズが発生します。

クリップノイズは、16bit、24bit等の整数計算で
処理をしている時に発生します。

32bit(float/浮動小数点)処理の場合は原理的に発生しません。

DAWの内部処理は32bit(float)なので、内部的にクリップは
発生しませんが、入力時と2MIXなどの出力時には
整数処理なので0dBfsを超えないように注意する必要があります。

ピークメータの他には、オーディオ機器のアンプなどでは
良く見かけましたが、VU Meter があります。

これは300msの平均を示すメータです。
比較的、聴覚に近い要素で表示されます。

ピークメーターで0dBfsを超えないように、
VUメーターで平均が高くなるようにすれば、
総じて「音圧」のある音と表現される音になります。

昔のCDと今のCDを聴き比べると、
昔のCDの方が全体的に音が小さいと感じたことはありませんか。

これは昔と今で音の平均の音圧の基準が違っているからです。
同じ年代のCD同士では、音の大きさに違和感は少ないハズです。

基準が違っていると書けば誤解を受けますね。(^^;

昔は今ほどの音色数(トラック)を使用していないので、
ダイナミクスレンジの広い音作りであったと思います。

最近では音圧が意識されているので、
昔と比べて音圧の平均が上がっているようです。

DTM雑誌や参考書でも「音圧を上げる」という記載が
昔より遥かに多く、購入者に訴求するキーワードになっています。

メーターの話に戻ります。

SPAN02.jpg
RMS Meterというものもあります。
これも平均を示すメータです。

取り扱われ方は VUメーター=RMSメーターと、
同じものとして取り扱われていることが多いです。

厳密に言えばどうなのか私は知りません。(^^;
ピークメーターはDAWやMTRに付いていますが、

RMSメーターは付いていない場合もあります。

DAWならフリーのVSTプラグインもありますので、
検索してみてください。

Voxengo SPAN
私は以前にもこのブログで紹介したことがある、
フリーVSTプラグインのVoxengo SPAN を使っています。

このVoxengo SPANは、AU(mac)、VST(mac)、VST(win32bit)、
VST(win64bit)の別に用意されていることと、プラグインは
インストールタイプではなく、解凍後に.dllファイルを
プラグインを格納しているフォルダにコピーするだけという手軽さが良いです。

気に入らなければ.dllファイルを削除するだけです。

ミキサー画面でただ動いているメーターにも
役割があって動いているということと、見方が判ればまた違った
アプローチのあるのではないかと思って書いてみました。

コンプレッサーやマキシマイザー、リミッターの使い方も
もしかしたら変わってくるかもしれません。

何かの参考までに。
※記載内容に間違いがありましたので、後日修正いたしております。
正 VUメーター / 誤 UVメーター

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