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シンセベース?

2014/10/27

実際のベースの音をシンセベースに似せる方法を書いてみます。

DAWに付属のVSTiにシンセベースの音色はありますが、
そこは実際にベースを弾く者としては可能ならば弾いて済ませたい。

打ち込むより弾いたほうが早いですから。(^^;

CubaseAi4を使って順を追っていきます。
そしてCubaseAI4に付属していないものは使いません。

まずは、元となるベースの録音です。
録音方法は「CUBASE AI4で録音」を参考にしてください。

ノーマライズ
これは録音の失敗例です。
入力した音が小さいです。

これでは全体のオケの中でボリュームバランスを取り難いですし、
音量を上げるとノイズ成分まで持ち上げてしまいます。

理由については、
Comp/Limit/Maxiコンプレッサーに関する記事を参考にしてください。

そして、残響系エフェクトの掛かりも悪くなります。

小さな声では山びこが聞こえない。
小さな声ではお風呂で歌っても気持ち良くない。

こんな感じでしょうか。

しかし、入力音は小さいけど演奏的にはベストテイクだった。
そんな時は、ノーマライズ処理を行います。

ただし、ノイズ成分まで持ち上げるので処理結果が
好ましくない時はあきらめて再演奏しましょう。(^^♪

CubaseAI4 ノーマライズ
ノーマライズしたい録音結果を選択し、CubaseAI4のメニューから
オーディオ、プロセッシング、ノーマライズと辿ります。

bass03_20111106195459.jpg
最大値は0dBで良いです。
プロセスをクリックするとノーマライズ処理が始まります。

bass04_20111106195733.jpg
はい。クリップしない最大値まで音が大きくなりました。

さてここから本題です。
実際のベースをシンセベース音色に近づけるには様々な方法があります。
その本の一例です。

VSTオーディオチャンネル設定
トラックの「e」をクリックして、VSTオーディオチャンネル設定を開きます。
そしてVSTプラグインのインサートスロットにエフェクトをセットします。

リミッター
まずはリミッターで尖ったアタックを潰します。
設定値はお好みで。

インプットを上げてリミッターを作動させ、
処理後の音量をアウトプットで設定します。

DaTube
次はDaTubeでハイファイ感を抑えます。
この時、バランスを20%以下にすると使い勝手の良い音になります。

DualFilter
次にDualFilterでウォームな音にしたり、ミィンミィン感を足します。
つまみが2つしかないので、設定は各自音で判断してください。(^^;

フェイザー
最後にフェイザーです。
コーラスやフランジャーでも良いですが、お好みで。
これで更に生ベースらしさを軽減します。

VSTプラグインスロット
さて、キャプチャのマウスカーソル位置にある箇所をクリックして、
インサーションエフェクトを一括してON,OFFしてみてください。

録音された音と随分違って聞こえるはずです。

またそのトラックのみを聞いて変な音に聞こえても、
オケ全体に入れると聞こえが良い場合もあります。

録音後にいくらでもエフェクトの変更ができるのが
DAWの良いところです。

この接続では、生ベースの音がシンセベースの
フレットレス音色に近くなると思います。

最初からVSTiのシンセベースを使えば良いのに、
わざわざ生ベースを使うという、ベース弾きのわがまま設定でした。

だって、弾いたほうが早いんです。(^^;

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