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動画補完

先日は、主に静止画関係について書きました。
過去記事:解像度と画素数(2011/01/16)

今回は、動画についてです。

動画は、そのフォーマットによりますが、
地上デジタル放送は毎秒約30フレーム(FPS)、映画は約24フレーム、
ゲームは約60フレームです。

30FPS(29.97FPS)、リフレッシュレート60Hz(59.94Hz)とすると

動画イメージ 30フレーム
上の図はかなり大雑把なイメージですが
赤い点が移動し、移動前の所には残像が出ています。

わかりやすく、1コマを500msにしていますが、
30fpsの1コマをmsに変換すると、1秒=1000ms なので
1000ms÷30fps=33.3ms となります。

上の図は500msなので15倍遅くしたものです。
見ていてぎこちない感じです。

では、1フレームと次のフレームの間を補完してみます。
前後のコマの動きから、間のフレームを作成します。

動画イメージ 60フレーム
残像の個所は、新たな補完フレームにより改善しました。
点の動きも滑らかになっています。

これは、30fpsを倍にした60fps相当で
リフレッシュレートは倍の120Hzになりました。

残像は1点しか表現しませんでしたが、実際はもっと複雑です。
最近は、更に補完処理を加え、倍速の倍速なんてものも出てきました。

テロップが流れている放送をイメージすると
上のイラストが解りやすくなるかもしれません。

ゲームは60fps、1フレーム16.6ms。補完処理で倍にして8.3ms、
更に倍では4.15ms。

液晶モニタが普及価格帯のPCに付き始めたころの
速度は10ms前後だったと思います。

後半は数字遊びになってきたのでこのへんで。

DAW関連のことを備忘録として書こうと思って始めたブログですが
だんだんとズレできているような気がします。(^^;

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