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ZOOM H1

ZOOM Handy Recorder H1

ZOOM Handy Recorder H1

ハンディーレコーダー H1は2010年8月発売。

ZOOM H1
2011年10月にUSBオーディオインターフェイス機能の追加と、
いくつかの不具合が修正されたシステムソフトウェアVer.2となり、
2013年8月にUSB3.0に対応したVer2.10となっています。

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コンパクトエフェクターとサイズ比較。

H1のサイズは44(W)×136(D)×31(H)mm、
重さは電池抜きで60gとかなりコンパクトで軽いです。

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H1はXYステレオ方式のコンデンサマイクです。

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ステレオ録音にはAB方式、MS方式、XY方式があり、このH1はXY方式ですが、
上位機種のH2nではMS(Mid/Side)方式でも録音できます。

ZOOM H2とH1

写真は H2nの前機種となるZOOM H2です。

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H2ではW‐XYステレオマイクでフロント側を使用すると90°、リア側で120°、
フロントとリアの4chモードで360°サラウンドで録音できる仕様です。

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H2nではMS方式とXY方式の両方が採用され、MS側で150°、30°、XY側で90°、
MSマイクとXYマイクの両方で360°サラウンド録音が可能ですが、
H2(W‐XY)では4chモードであった360°サラウンドがH2n(MS/XY)では
2chモードと4chモードの2つの方式から選択できるようになっています。

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安価なH1と上位機種にあたるH2nでは使い勝手に係る仕様の違いもありますが、
マイク方式の違いも大きいので「何に使いたいか」でも選択肢が変わります。

 

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ZOOM H1のXY方式は平面的なマイク配置の機器より立体的に録音できる方式。

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マイクの指向性を見ると前方に指向性が強く、
後方の不要な音は拾わないようになっています。

一般的なICレコーダーとH1のような楽器用のレコーダーの違いは、
ICレコーダーの場合、会話の録音に特化し、
安価な機種でも無音時カット機能を有していたり、
人の声の周波数にスポットを当てたマイクを採用している等がありますが、
無指向性のマイクが採用されているか
指向性型のマイクが採用されているかの違いもあります。

例えばデスクの前にICレコーダーを置いて会議を録音する場合、
指向性型のマイクだと置いた向きによって録音レベルが異なるので、
ICレコーダーでは無指向性のマイクが採用されていたり、
ステレオ録音でも立体ではなく平面にマイクを配置しています。

どちらも録音できるので流用は可能ですが、
目的に応じてレコーダーも選択した方が良いです。

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H1は安価なモデルですが、
録音レベルをマニュアルで100段階で設定できる他に、
自動で最適なレベルに調整するRECレベルオート機能を搭載しています。

ただしオート機能では音量差のある部分でレベル設定に多少の遅延が感じられます。

これはある程度仕方ないところでしょう。

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仕様的には24bit/96kHzで録音可能であることや、
単3アルカリ乾電池1本で約10時間の録音、
Ver.2からUSBオーディオ・インターフェース機能も付きました。

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LO CUTやオートレベル、録音フォーマットもスイッチで簡単操作です。

ZOOM H1は楽器録音用のハンディレコーダーではかなり安価な部類ですが、
本格的な録音ではなく、スケッチ目的の機器としてのコスパは良いように感じます。

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カメラのマイクとして利用する場合(ホットシュー・マウント)のオプションや、
アクセサリ・パッケージ、ウィンドスクリーン、マイククリップ・アダプタと
オプションも豊富ですし、なにせ安価です。(^^)

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ZOOMのサイトではH1の製品情報で
「スタインバーグ社のオーディオ・ソフト『WaveLab LE』がバンドルされ、
本格的な録音と編集をすぐにスタートできます。」

このような記載があります。

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しかし、ZOOM H1のパッケージには
WaveLab LEの他に「Cubase LE7」の記載が。(^^)

Ver.2からオーディオインターフェイス機能が付いたので
「Cubase LE7(DAW)」までバンドルされるようになったのでしょうか。

全てのH1にバンドルされるようになったのか、
Ver.2だけなのか、何かのキャンペーンだったのか、
詳しいことは知りませんが、
H1の価格設定でWaveLab LE8とCubase LE7がバンドルされるのは
かなりお得な気がしますね。(^^)

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