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WAVのリバース

Cubase等のDAWでは、簡単に録音した素材を逆再生、
いわゆるリバース再生することが可能です。

Cubase WAV編集
少し前に、GrooveAgentONEを利用したリバースシンバルについて
書きましたが、今回は単純なリバース機能の使い方です。

これを使うと、スネアのリバース、シンバルのリバースはもちろんのこと
ギターやボーカルのリバース、オケ全体のリバース等、利用は様々です。

よく、2times目のAやBメロの頭に短く、ボーカルやスネアのリバースを
入れているのを聞きますが、それを簡単につくります。

まず、リバースしたい素材の用意です。

スネアやボーカルを全体または部分的に書き出す場合は小節などを
指定してWAVに書き出しておきます。

これをCubaseに読み込んだところが、上のキャプチャです。

そして、反転したいwAVを選択して
メニューから オーディオ<処理<前後に反転

Cubase オーディオ処理
はい。リバースです。

Cubase リバースシンバル
これに、リバーブやローパス、ハイパスフィルター、ローファイを
お好みで掛けた後、フェードインの処理を掛ければ完成です。

さらにお好みで、タイムワープ等で速回ししたような効果も
面白いです。

ずいぶんと昔の話ですが、ピアノバラードの曲をMIDIで作って印刷。
印刷した譜面を最後の小節から逆に再度MIDIデータ作成。
例えば100小節で終わる曲なら100小節3拍目は1小節2拍目。

要は逆再生を本来の形として作成する訳です。

出来た逆再生のMIDIデータを音源で再生して録音。
これを逆再生。すなわち本来の姿に戻す。

一見普通に聞こえるオケですが全てリバースで流れている。
アタックもリリースも本来と逆です。

これに深めのリバーブを掛けて出来上がり。

何か不思議な感じの曲になりますが面白いですよ。(^^♪

あとは、普通に他のパートを作ります。

ピアノ以外に、ドラムでやっても面白そうです。
今はこの手の手法も、もっと簡単に出来るのかもしれません。

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