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vixen VMC110L

2014/10/09

vixen VMC110L
鏡筒のみでvixen VMC110Lを購入しました。
用途を分けて使用したいと思います。

ポルタII A80Mf
最初に購入したポルタII A80MfとVMC110Lを比較してみます。

対物レンズ:A80Mf 80mm/VMC110L 110mm
焦点距離:A80Mf 910mm(F11.4)/VMC110L 1,035mm(F9.4)
分解能力:A80Mf 1.45秒/VMC110L 1.05秒
極限等級:A80Mf 11.3等星/VMC110L 12.0等星
集光力:A80Mf 肉眼の131倍/VMC110L 肉眼の247倍
ファインダー:A80Mf 6倍30mm/VMC110L XYスポット等倍

対物レンズの口径は大きいほど光を集めることができるので、
暗い天体を観測するには大きな口径が有利です。

焦点距離は対物レンズの中心から像を結ぶまでの距離です。
カメラにも焦点距離という記載があるので馴染みのある言葉です。

F値は口径比ともいわれ、焦点距離を対物レンズ又は主鏡有効径で
除したもので、値が小さいほど明るいレンズです。

これもカメラで使われるF値と同じ意味合いです。

分解能力は2つの接近したものを見分ける能力で、
値が小さいほど分離の良く、値が大きいと繋がって見えます。

極限等級はどこまでの暗い星を見ることが出来るかを示すもので、
対物レンズの径が大きくなるほど有利になります。

なお、光害は考慮されません。

集光力は肉眼と比較してどのくらい光を集めることが出来るかを
示すもので、これも対物レンズの径が大きいほど有利になります。

ポイントは予算範囲内で口径が大きいものを選ぶことでしょうか。

撮影する場合はフリップミラーの対応可否や
カメラを接続するアダプターへの対応可否も
後の満足度に大きく関わってくると思います。

セット購入時に付属している接眼レンズは
A80Mf:PL20mm(46倍)、PL6.3mm(144倍)
VMC110L:NPL25mm(41倍)、NPL8mm(129倍)
私はVMC110Lを単体で購入したので接眼レンズは付属しません。

ポルタII A80Mfに付属していたものを流用します。

その他オプションで購入した拡大撮影アダプターや
Tリングも流用できるので無駄になりませんでした。

2つの鏡筒で拡大撮影と直焦撮影ができます。
A80Mfは屈折式の鏡筒で視界全体が常に安定し、
コンストラストが良いのが特徴です。

反面、他の形式を採用した鏡筒より長いです。
そして同じ口径と比較して少しだけ高価です。

VMC110Lはカタディオプトリック式の鏡筒で、
屈折式と反射式の良い面を合わせた特徴があります。

鏡筒が短く軽量なので持ち運びに便利です。

色収差、球面収差、像面湾曲が高いレベルで
補正されているそうです。

ビクセンの紹介文の受け売りですが。(^^;

反射式(ニュートン式)とカタディオプトリック式では、
鏡筒内部と外気温の差で筒内に対流が発生するので
鏡筒をしばらく外気温に晒して慣らしておく必要があります。

VMC110Lの場合は特に気にする必要もありませんが。(^^)

接眼レンズについて少し書いてみます。

対物レンズの焦点距離÷接眼レンズの焦点距離=倍率
私の手元にはA80Mfに付属していたPL20mmとPL6.3mmがあります。

これをA80Mfに使用すると、910÷20=44.5倍、910÷6.3=144.4倍。
VMC110Lに使用すると1,035÷20=51.7倍、1,035÷6.36=164.2倍です。

同じ倍率では口径の大きい鏡筒方が綺麗に見ることができます。

また、口径の2倍までが適正倍率といわれており、
これを超えると暗くボンヤリとした見え方になります。

A80Mfの口径は80mmなので80×2=160倍
VMC110Lの口径は110mmなので110×2=220倍

こんな感じになります。

150倍もあれば木製の縞模様や土星の輪が見えるようです。

ポルタII A80Mfではセットに付いている接眼レンズでは
最大144.4倍なので木星や土星は小さく確認できる程度です。

そもそも私のような素人初心者には、
大きな空で小さく見える程度の惑星を探すのは難しいです。

ピントを合わせているうちに自転と公転によって
視野からスッと消えてしまいます。(^^;

実はそれもあってVMC110Lを別途鏡筒だけ購入したのです。

他にはA80Mfには装着出来ないフリップミラーを最初から
内蔵していることもVMC110Lを購入した理由です。

これがあると撮影に便利なのであります。

VMC110Lの適正最大倍率は220倍までなので、NPL6mmを3,000円で
購入すれば172.5倍の倍率で観測出来ますし、少し値が張りますが
NLV5mmを1.3万円で購入すれば207倍で観測できます。

4mmの接眼レンズでは倍率が258.7倍となってしまい
適正倍率をオーバーしてしまいます。

ちなみにA80Mfに付属していた接眼レンズPL6.3mmは
アイピースが小さいので私は殆ど使っていません。

その理由ではNPL6mmを購入しても同じなので、
NVLの方がアイピースが大きくて見やすいと思います。

そもそも4mmや5mmの接眼レンズで対象物を視野に捉えるのは
私にとって至難の業であり、赤道儀でもない限り実用的では
ないのですが。(^^;

高倍率であてもなく探して、
またまた見つけたものを見るには良いかもしれません。(^^;

私の場合、音楽も天体観測も超が付くほど適当なのであります。

どちらも安価な入門用天体望遠鏡。
コントラストが良いA80Mfですがフリップミラーを付けれないので、
撮影するために対象物を捉えた後にカメラを取り付けるのですが、
その間に星は流れ位置はズレ・・・。(^^;

VMC110Lはフリップミラーが付いているので肉眼で確認し、
光路を切り替えれば撮影出来ます。小さいのも良し。

お互い価格が近いので迷いますが、
A80MfとVMC110Lで迷ったら「用途に応じて」となるのでしょう。

正直一長一短なのです。(^^;

カタログを見ると判るのですが、どちらも安価な類なのです。
多くを求めてはいけません。(^^)

ギターと同じでまずは手にとって「知る」為のものなのでしょう。

興味が失せず、知識経験が備わってくれば上位機種を購入して
堪能すればよいのです。

今日はバッテリー切れで説明用の写真を撮れませんでした。(^^;
明日は写真付で書いてみます。

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