・作曲/理論/音響

VBR

2014/11/04

以前に[オーディオミックスダウン]という記事で
CUBASEから圧縮オーディオファイルで書き出した
ファイルについて書きました。

その時はMP3 128kbps/160kbps、WMA 128kbps/160kbps、
ともにCBR(固定ビットレート)で書き出したものを使用しましたが、
今回はファイルサイズをなるべく同じにしたVBRで試してみました。

Spectrum.png
元となる音は44.1kHz 16bit 60秒 10.1MBのホワイトノイズです。

aac_vbr.png
AAC VBRモード 1.19MB
元の特性と同じように20kHzまで綺麗に伸びています。

mp3_vbr.png
MP3 VBRモード 157kbps 1.13MB
22kHzで下がっています。

wma1_vbr.png
WMA VBRモード 125kbps 914KB
18.7kHzで下がっていますがファイルサイズが異なります。

どうしても同じようなサイズが作れませんでした。(^^;

wma_vbr.png
WMA VBRモード 207kbps 1.48MB
20kHzを超えたところで下がっています。

ホワイトノイズを使用したチェックでは
AAC、MP3、WMAの順で良好であると見えます。

今度はホワイトノイズではなく実際の曲で試してみましょう。

mix_wav.png
元となる曲で測定した結果です。

mix_aac.png
AAC VBRモード 760KB

mix_mp3.png
MP3 VBRモード 226Kbps 717KB

mix_wma.png
WMA VBRモード 203kbps 645KB
やはり同じようなファイルサイズが作れません。

設定を変えると900KBになってしまいました。
ファイルサイズが小さい割には健闘しています。

mix_mp32.png
MP3 VBR 226kbpsでは18kHz手前で大きく落ち込んでいました。

mp3_cbr256.png
VBRならではの特性かとCBR 256kbpsで測定しました。

mp3_cbr320.png
CBR 320kbpsでやっと20kHz。

ホワイトノイズを使用したチェックではAAC、MP3、WMAの順で
良好であると見えましたが、実際の曲ではAACとWMAが略同じで
MP3は高域の分が悪いように見えます。

では測定に使用した曲を聴いてみましょう。
先日のEZ MIX2で使用したトラックを使っています。

フェードイン&アウト、スネアロールなど、
情報量が変動するのでVBRにはもってこいです。

そのかわりウェブで聴くとシャワシャワしますが。(^^;


まずは基本となるWAVトラックです。


AAC AAC VBRモード 760KB
エンコーディングしたものをWAVにしています。


MP3 VBRモード 226Kbps 717KB
エンコーディングしたものをWAVにしています。


WMA VBRモード 203kbps 645KB
エンコーディングしてものをWAVにしています。

Sound Cloudで聴くとエンコーディング処理されて再生されるので、
それぞれをダウンロードできるようにしています。

興味がある人はダウンロードして聞き比べてみてください。
正直、我が家の機材というか私の耳では違いが判りませんでした。(^^;

そういえば Practices on the DAW の頃は
こういった測定ものをよくやっていました。笑

それでは最後に。(^^)


Q:これは元のWAVか、それとも何かで圧縮したファイルでしょうか。

<記事の参考>
CBR:
固定ビットレート:どの部分でも同じビットレート

ABR:
平均ビットレート:全体を指定したビットレートで平均化する
CBRより高音質でAACのVBR処理に似ているといわれている

VBR:
可変ビットレート:情報量によりビットレートを変化させる方式

A:Windows Media Audio 10 Professionalコーデックで
CBR 160kbpsで変換したデータをWAVにしたものでした。(^^)

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