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UR22無償修理とその他

2014/11/04

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スタインバーグよりオーディオインターフェイスUR22について
無償修理対応のお知らせが案内されています。

コンデンサーマイク1本のみを接続した場合、
マイクの種類によって低周波ノイズが発生する
可能性があるとのことです。

使用するコンデンサーマイクの種類によって
発生する可能性があるということは発生してない
こともあるのですが、対象となる製造番号の製品を
お持ちの方は無償修理に出しておきましょう。

コンデンサーマイク2本では発生しないとのこと。
そしてノイズは30Hz付近に微小な低周波ノイズが出るそうです。

ちなみに我が家のアンプシミュレーターPODxtは
18kHz~19kHzにノイズのような小さい山がEQの画面で
見ることができるのですが、実際問題として
微細なレベルなので聞こえません。(^^;

30Hzといえば5弦ベースのLow-B(30.87Hz)。
88鍵盤のピアノでいえば一番左のラ(A)が27.5Hz、シ(B)が30.8Hzです。

トンボの羽音がちょうど20Hz~30Hz。
ちなみに蚊は350Hz~600Hzなので耳に聞こえて煩いです。(^^;

弦楽器では倍音を聴いている感じなので、
ベースのLow-Bやピアノの最低音がよく聞こえます。

倍音の無い単純な30Hzの音を聴くには
再生可能なスピーカーやヘッドホンで
通常以上にボリュームを上げる必要があります。

言いかえれば通常のボリュームでは他の音に埋もれて
一般的には聞こえ難い低い周波数です。

30Hzの再生に対応していないスピーカーや
ヘッドホンでは30Hzの音を聴こうとしてボリュームをあげると、
キャビネットやユニットが振動するだけになります。

音が聞こえないからとボリュームを上げると壊れます。(^^;

DTM用のモニタースピーカのスペックを書いてみます。

YAMAHA MSP3(1.2万円/本):65Hz~22kHz
YAMAHA MSP3 PAIR(2.3万円/組):65Hz~2kHz
YAMAHA HS80M(3.1万円/本):42Hz~20kHz
FOSTEX PM0.5n(1.3万円/本):55Hz~20kHz
FOSTEX PA-2(1.7万円/組):60Hz~30kHz
GENELEC 6010A(3.0万円/本):74Hz~18kHz
KRK RP5 G2(3.1万円/組):52Hz~20kHz

小型のモニタースピーカーでは
30Hzが再生できる機種を探すのは難しいようです。

モニターヘッドホンではどうでしょう。

SONY MDR-7506 1.0万円:10Hz~20,000Hz
SONY MDR-7510 1.2万円:5~40,000Hz
SONY MDR-CD900ST 1.6万円:5~30,000Hz
SHURE SRH240A 0.6万円:20Hz~20kHz
SHURE SRH440 0.8万円:10Hz~22kHz
SHURE SRH840 1.5万円:5Hz~25kHz

割と安価なヘッドホンでも30Hz以下は再生できるようです。

しかし聴きとるには大きな音量が必要でしょうし、
万が一他の音でも鳴ったものなら耳にとって
取り返しの付かない大きなダメージとなるので絶対にやめましょう。

多少なら鼓膜は再生しますがその他の器官、有毛細胞は再生できません。
恒久的な聴力障害となります。

ボリュームは通常使用の範囲内が鉄則です。
参考:ラウドネス曲線有毛細胞

ur2201.jpg
ここまではUR22について贔屓目で書いているように取れますが、
実は逆で、自分では症状を感じていないからと放っておかず、
自分のUR22の製造番号を確認して、対象番号なら無償修理に出しましょう。

SER No.は本体底面のステッカーに記載されています。
YETK00001~01590
UETK00001~08000
KETK00001~08000
CHNETK00001~08000
***ETJ00001~08000
***ETI00001~08000
***ETH00001~08000
***ESZ00001~08000

***は1~3文字でY、K、CHN、Uのどれかだそうです。

詳細はスタインバーグのサイトで確認してください。
これだけではつまらないので、少しお遊びで書いてみます。(^^)

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周波数解析2で書いたように弦楽器は倍音が豊かです。

差音と倍音について
そして倍音の不思議でも書いたようにレベルの低い基音が
聞こえなくても、人の耳は倍音から聴覚上の基音を作り出して
聴いています。

ちなみに基音の下の周波数にも倍音という言葉を使っている方も
いるようですが、基音より下の周波数に倍音は発生しません。

演奏時のノイズやミスタッチ、不要な振動、
ハムノイズの波形が出ていたのでしょう。

ギター 6弦 開放 E2 アンプ
音程と周波数2でアンプを通したギターの音を
周波数で見ていますが、倍音域が凄まじいです。(^^)

基音は小さく佇んでいます。

ギター 6弦 開放 E2 原音
逆にクリーントーンでは基音もしっかり立っています。
このあたりも音色の印象に係っているのでしょう。

EQ処理するときは基音の周波数より
倍音に注目するという理屈も判りますね。(^^)

実際にベースを弾きながらEQの画面を見てみると、
そこの大きな山の右に小さな山が出ているかと思います。

CUBASE7からEQの画面に現在の状況がリアルタイムで
表示されるようになったので非常に便利です。

他のDAWでは既に実装されていたようですが。(^^;

楽器の特性や機材、設定にもよりますが、
私の場合は1kHz~5kHzあたりでしょうか。

ここが明るい印象を付ける倍音の山なので、
ブーストすると明瞭になります。

「ぬけてくる」というやつです。
逆に下げるとしっとり系でしょうか。

5kHz少し上にはアタックの領域があります。

ここをブーストするとフレーズの頭がはっきりしてきます。
逆に下げるとピックのアタック音が和らぎます。

モコったりハッキリしない場合は、500Hz~1kHzを
軽く下げると1kHz~5kHzの音が目立つので
前に出てきたり明瞭になったります。

私のベースと機材ではと言葉を足しておきます。(^^;

各弦のテンションの違いによる弾き難さや音色の差が気になる場合は、
ダダリオから発売されている「Balanced Tension」を使ってみるのも手です。

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ギター用とベース用があり、各弦のテンションが均一です。

ベースでは4弦のテンションが上がるので、
4弦と3弦を移動したときの違和感が和らいだり、
2弦のテンションが下がるので、動きのあるフレーズや
スラップ奏法などで2弦の音の浮いた感じが軽減するようです。

ギターでは巻弦のテンションが下がるので、
低音側でのピッキングハーモニクスが出しやすくなったり、
テンションが均一になるのでカッティングフレーズの音が整って聞こえます。

弦の張りで書いたように、弦のテンションは、
スケールとチューニングと弦の太さのみによって変化するので、
テンションが下がるということは弦が細くなっているということです。

逆にテンションが上がるとは弦が太くなっていること。

042と046ではリフを弾いた時の音の太さが違いますし、
6弦5Fと5弦開放は同じ音でも音の印象は異なります。

同じ009~042でもメーカーによってテンション感が異なるのは、
微細な太さの調整をメーカーが行っているからでしょうか。

それともメーカー間の設計差かもしれませんね。

009と010の違いは経験あるかと思います。
.009はインチなのでミリに換算すると0.2286mm、.010は0.254mm。

その差は0.0254mmです。
メーカー間に0.01mmの差があっても表記上は009~042となるでしょう。

物理の法則によって弦のテンションはスケールと
チューニングと弦の太さのみによって変化するので、
009~042という同じ太さのゲージでメーカーによって
テンションが異なるのは法則に反しているから
気のせいと言われる方もいると思います。

ギターの歴史を考えると設計当初に0.01mmの誤差が
あってもおかしくない時代から弦はあります。

当初から同じ機械で製造してないにせよ、
踏襲した設計になっていると思います。

よって同じゲージを使ってもメーカー間で
テンションの差はある。それは設計の差か誤差。

私なりの結論です。(^^)

UR22の30Hzというキーワードから
低音→Bass→倍音→EQ→弦のテンション。

内容がブレまくりですが、
私の場合、何も考えないで書くとこうなります。(^^;

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