・DAW

OMF

2014/10/29

DTMにおいて異なるDAWの間でプロジェクトをやりとりする際に
OMF形式で行うことがあります。

共同制作でもOMFでファイルのやりとりを行なう事がありますね。

OMFとは[Open Media Framework Interchange]の略ですが、
インターチェンジの[I]も入れてOMFIと記されることもあります。

このOMFはオーディオとビデオを扱うことができますが、
MIDIデータを扱うことはできません。

よって、MIDIデータのやりとりには[Standard Midi File]で
行う必要があります。

異なるDAWで行うということはVSTプラグインの環境もことなるので、
必要に応じてVSTインストゥルメントトラックをオーディオトラックに
書き出しておく必要があります。

また、OMFのやりとりの際には、参考としてVSTインストゥルメント
トラックに使用したMIDIデータをSMFで添付しておくとよいでしょう。

そもそもOMFはAVID社が開発したもので、
AVIDといえば直ぐに思いつくのがProToolsです。

レコーディングスタジオ標準であるProToolsに
取り込むために作られた規格なのでしょう。

OMFにはバージョン1とバージョン2があります。

Ver.1は旧DAWとやりとりを行なう場合に使用し、
通常はOMF Ver.2で良いと思います。

Ver.2では、フェイドの設定やボリューム、
トラックの名前なども含む事ができるようです。

ちなみにMIDIファイルを書き出すときに、
format0とformat1を選択できる場合があります。

format0は1つのトラックに全てのトラック分のデータを入れて書き出し、
format1はトラックが分かれた状態で書き出されます。

format0は再生のみ、format1は後で編集する目的として
書き出すことが多かったのですが、最近のDAWはformat0でも
読み込み時にトラック毎にMIDI情報を振り分けるようなので
特に意識することは少なくなりました。

同じバージョンのCUBASE同士ならプロジェクトのバックアップで
プロジェクトのバックアップを作成し、これをやりとりすればOKですね。

バージョンの異なるCUBASEであった場合は、
プロジェクトの互換性には注意が必要です。

旧バージョンのプロジェクトを最新バージョンで
開くことはできますが、この逆では開くことができません。

また、全ての旧バージョンのプロジェクトが開けるかといえば
そうでもありません。

このあたりはスタインバーグのサイトでご確認ください。

omf02.jpg
普段、ミックスダウンするときに
オーディオミックスダウンを選択していますが、
その一番下にひっそりと[OMF]の書き出しがあります。

omf01.jpg
書き出すオーディオトラックにチェックを入れて書き出します。
書き出されたファイルは拡張子が[.omf]で、ファイル数は1つです。

読み込む場合は、読み込むトラックにチェックを入れます。

ファイルサイズは複数のオーディオトラックが入っているファイルなので、
試しに書き出してみましたが747MBほどありました。

ZIP形式で圧縮しても711MBだったので、物理的な媒体では大丈夫ですが、
メールの添付でやりとりを行うには難しいようです。

大容量のファイルを扱えるサービスを利用する必要なありますね。

何かの参考までに。

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