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IPv4/IPv6の回線速度

IPv4/IPv6の回線速度と書けば、IPv4とIPv6と回線速度は別の話だろ。

そう思われた方は正解です。(^^)

IPv(x)はインターネットプロトコル(Internet Protocol)バージョンを指しています。

32ビットのアドレス空間を持つIPv4のIPアドレスが枯渇してきたので、新規格として128ビットのアドレス空間を持つIPv6が作成されました。


新規格なのでIPv4とIPv6に互換性はない

IPv6の主な使用が確定したのは1998年のこと。1998年といえばYAMAHA XG音源 MU128が発売された年です。(^^)

翌年の1999年よりIPv6のアドレスが割り振りされ始めました。MU1000/MU2000が発売された年です。

無理やりDTM関連に絡めていきます。笑

Windowsで正式にサポートされたのはWindows XP SP1/Windows Server2003の時代です。

意外と古い規格なのですが、2016年10月時点での普及率は14%程度と言われています。

高速光回線にしてもなぜ遅い

最近では1Gbpsのサービスも一般化しています。なお、ベストエフォートかつ理論値なので1Gbpsも出ることは無いのは承知です。

しかし、都道府県によっても異なるのですが、概ね200Mbps前後で頭打ちとなっていませんか?

これは通信方式によるものです。

「PPPoE」てプロバイダやネットの通信設定で見たことありませんか。「IPv4 PPPoE」と記載されていることもあります。

PPPoE方式とは、プロバイダからの「ID」と「パスワード」を使って認証し、プロバイダ経由でインターネットに接続する仕組みです。

別名「トンネル方式」とも言われることがありますが、この認証トンネルを通る時に200Mbps前後となってしまいます。

更にNTTの網終端装置にアクセスが多い場合はもっと遅くなることも。また、都道府県によってNTTの網終端装置の増強具合は異なるようです。

回線速度の問題は認証方式(PPPoE)と網終端装置への込み具合。

IPv4とIPv6は関係ない。(実はそうとも言えない)

IPv6 PPPoE と IPv6 IPoE

「実はそうとも言えない」と書いたのはIPv6でもPPPoE方式で接続するのであれば認証トンネルを通るので速度低下が起こるのですが、IPoE方式であればトンネルを通らないのでこの速度低下が起こりません。

プロバイダも経由しませんし、網終端装置も通りません。

しかし、IPv6 IPoEで通信するには機器やサイトがIPv6に対応している必要があります。IPv6 IPoEに対応している機器は多いのですが、実は対応しているサイトが少ないようです。

また、IPv6 IPoEを提供しているネイティブ接続事業者は現時点で7社のみ。
・インターネットマルチフィード(mfeed)
・日本ネットワークイネイブラー(JPNE)
・BBIX
・ビッグローブ株式会社(BIGLOBE)
・株式会社朝日ネット(ASAHI ネット)
・NTT コミュニケーションズ
・FreeBit

インターネットサービスプロバイダ(ISP)はこのうちのどれかと契約を行い、IPv6 IPoE対応のサービスを行っています。

私は奈良県でNITT西日本の「フレッツ 光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼」なので1Gbpsのサービスです。

ISPはASAHI ネットなので、いわゆるネイティブ接続事業者のうちの1社です。

NTT西日本フレッツ光公式ページにIPv6に対応したプロバイダーのリストがありますが、ASAHI ネットではIPv6 PPPoE方式には対応しておらず、IPv6 IPoEに対応しているようです。

「IPv4 over IPv6」に対応していればIPv4のパケットをIPv6 のパケットで包んで送る方法です。

この方式に対応していればIPv6に対応していないサービスやサイトでも回線速度を高速に保てるのですが、私の加入しているASAHI ネットで「IPv4 over IPv6」が可能なのか否かを調べることは出来ませんでした。

何故にこのような記事を書いたか

先日からOSのクリーンインストール後のDAWやらVST音源のインストールを行っているのですが、最近の音源はサウンドライブラリのサイズが大きいのです。

数GBならともかく、何十GBとか・・・・。

まさかとは思いますが、来月発売される Superior Drummer 3(サウンドライブラリ約235GB)がダウンロード販売もありとなると、PPPoE での200Mbpsでは時間帯によってはキツ過ぎます。(^^;

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