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HD500-3

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オーディオインターフェイスとしてのHD500について書いてみます。

POD HD500は標本化と量子化は48kHz/24bitです。

kHzとbitの関係で詳しく書いていますが 48kHz/24bitでは、
1秒間に48,000回サンプリングし、その音を16,777,216段階で記録しており、
記録できる高域の上限は24kHzでダイナミックレンジは144dBということです。

ちなみにCD-DAは 44.1kHz/16bit なので、
1秒間に44,100回サンプリングし、その音を65,536段階で記録しており、
記録できる高域の上限は22kHzでダイナミックレンジは96dBです。

高域の上限は22kHzですが、最終的に規格によって20Hz~20kHzとなっています。
bitとダイナミックレンジの関係はDynamic rangeで少しだけ書いています。

POD HD500では48kHz以外にもサンプリングレート・コンバーターを介して、
44.1kHz、88.2kHz、96kHzに対応しています。

またASIOドライバの設定で24bit以外に16bit、32bitを選択できます。

量子化ノイズの要因となるので、これは24bitで良いと思います。
量子化ノイズについてはデジタルの音質劣化ディザリング
簡単に書いています。

また高サンプリングレートやビットレートはデータ量も大きくなるので、
音とデータ容量の兼ね合い、またPCの処理速度も考慮します。

実際にデータ容量はどのくらいになるのかは、
WAVのデータ容量で書いていますのでご参考までに。

44.1kHz/16bitのwavデータは、1秒あたり172KB
48.0kHz/24bitのwavデータは、1秒あたり281.25KB
44.1kHz/16bit 60秒あたり10.0MB(10,584,064byte)
48.0kHz/24bit 60秒あたり16.4MB(17,281,024byte)

5分の曲で録音トラックが10トラックあると計50分です。
44.1kHz/16bit 50分あたり500MB
48.0kHz/24bit 50分あたり820MB

上記はWAVデータの大まかな目安です。
何かの参考までに。

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