・VSTプラグイン

H-DelayとH-CompのANALOGモードでの倍音構成の違い

WAVES H-Delay

先日、コンプレッサーの違いでWAVES H-COMPのANALOGモード OFFと
1~4での倍音の違いを書きました。

H-CompはWAVES Goldにバンドルされているプラグインで、
トランス、真空管、トランジスタコンプレッサーがモデリングされたもの。
アナログとデジタルの良いとこ取りのコンプレッサーです。

そこで気になったのが同じデザインを持つ H-Delay。

H-Delayにもアナログモードがあるのですが、
どのような倍音構成になっているのでしょうか。

H-Delayのアナログモードによる倍音の違い

hcd02

前回と同じくCUBASEのチャンネル設定のインサートスロットに
TestGeneratorをアサインします。

hcd03

1kHzのサイン波を発生させて、
次のスロットにWAVES H-Delayをアサインします。

hcd04

アナログモードはOFFの状態ですが、
3倍音、5倍音、7倍音・・・・と奇数倍音が発生しています。

hcd05

アナログモード1ではオフ時での倍音に加えて
第2倍音と僅かながらに4倍音が見られます。

hcd06

アナログモード2では偶数倍音と奇数倍音の両方が20kHz付近まで
綺麗に並びますが奇数倍音の方が強めに出力されているようです。

hcd07

アナログモード3は「2」の倍音出力を上げたモードでしょうか。

hcd08

アナログモード4はOFFで発生していた高域の倍音の出力が
じゃっかん異なるようです。

キャプチャでは「ふ~ん」て感じなのですが、
実際に1kHzのサイン波の音を聞いてみると
ANALOGモードの3と4は他のモードと比較して
その倍音構成から明らかに異なる聞こえ方になっています。

H-Compのアナログモードによる倍音の違い

comp20160204

ここで先日の記事からWAVES H-COMP部分のみを要約すると、
アナログモード「OFF」 変化なし
アナログモード「1」2倍音と3倍音付加
アナログモード「2」2倍音と3倍音付加、「1」より2倍音小。
アナログモード「3」偶数倍音と奇数倍音の両方が20kHz付近まで発生。
アナログモード「4」奇数倍音のみ20kHz付近まで発生。

H-COMPとH-Delayの組み合わせによる倍音の違い

hcd09

それではH-COMPのあとにH-Delayをアサインして
アナログモードの組み合わせを試してみます。

hcd11

偶数倍音と奇数倍音の両方の出力が高い組み合わせもあり、
サイン波のみの音とも聞こえ方がかなり異なります。

比較音源を掲載すれば良いのでしょうが、
放送終了後のTVに流れるテスト音が流れて・・・・。

そのピィ~にチィ~が混ざっていく音を作って何が楽しいか・・・ゴホン!
いえ、聞いて何が楽しいか。(^^;

真空管等をモデリングしたコンプレッサーは同じように倍音を付加するので、
お手持ちのプラグインでお試しください。m(_ _)m

何気なく使っているプラグインだけど

コンプレッサーは各トラックに使用したり、
ステレオチャンネルでトータルコンプとしても使用したり。

結果、何段階も掛かっている場合があります。

高域をスッキリさせたい。
楽器に倍音を付加して音を前に出したい。

倍音に影響を与えないプラグイン。
倍音を付加するプラグイン。

普段は特に気にしなくて使っているプラグイン。
説明書を見ても特に詳しく書いてないこともあります。

お気に入りのプラグインの特性は知らないより
知っていた方が面白いかもというお話でした。(^^)

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