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Ethernet規格混在例

2014/10/18

家庭内で、有線なり無線でのLANネットワークを
構築されている方も多いと思います。

規格については過去に書いたことがあるので、
今回は、その規格が混在した場合についてです。

※以下に出てくる数値は全て理論値です。
※DはDLNA、ファイルサーバ等をイメージしています。


まずは、理想的なネットワーク環境です。

イーサネット規格混在例 1
A、B、C、D は、1000BASE-T(X)なので、
1000Mbps(125MB/s)での接続となります。

なお、LANケーブルはCATE5e以上が必要です。

安価なCATE5ケーブルでは、2対(4本)の通線しかないので
100Mbps(12.5MB/s)の速度しかでません。

1000BASE-T(X)では、4対(8本)全てが必要です。

11n.300Mbpsでは、
1000Mbps > 300Mbps (125MB/s > 37.5MB/s)なので
規格とおりの接続が可能です。(理論値)



イーサネット規格混在例 2

この場合は、ルータ(又はハブ)が 100BASE-TX なので
A、B、D は、100BASE-TX規格での動作となります。

よって、接続速度は 100Mbps(12.5MB/s)が上限です。

無線部分は、
100Mbps < 300Mbps(12.5MB/s < 37.5MB/s)となるので、
転送速度の低い方が最大接続速度(理論値)となります。



イーサネット規格混在例 3

この場合、
A、B 間は、1000BASE-TX(1000Mbps,125MB/s)ですが、
Dへのアクセスは、100BASE-TX(100Mbps,12.5MB/s)が上限です。

無線部分は、
EからA、Bへのアクセスは最大300Mbps(37.5MB/s)
EからDへのアクセスは最大100Mbps(12.5MB/s)が上限です。


無線LANが、150Mbps,54Mbpsで動作している場合は、
「150Mbps=18.75MB/s」、「54Mbps=6.75MB/s」が
理論値となるので、それぞれ有線部分の規格速度と
比較してみてください。

低い方の規格速度が接続速度の上限となります。

EX.2の場合では、ルータ(又はハブ)が
ボトルネックとなっているので、これを交換すれば
速度アップにつながります。

EX.3の場合では、「D」に動画など、サイズの大きな
ファイルがある場合、1000BASE規格のNICに交換すると
速度の向上が見込まれますが、小さいサイズのファイルが
主たるものでしたら、費用対効果を考えると交換の必要性は
低いかもしれません。

何かの参考までに。

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