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DTMを始めよう

これからDTMを始める場合、
オーディオインターフェイスという機器が必要です。

オーディオインターフェイスの使用例
オーディオインターフェイスとは楽器の音をデジタル変換して
パソコンに送る機器で、このデジタル化された音をDAWで録音します。

おさらいですが、
DTMはデスクトップ・ミュージックの略で、
音楽を作成する機器、環境又は行為を表わします。

DAWはデジタル・オーディオ・ワークステーションで、
デジタル音声とMIDIなどを扱い、曲を作成するソフトを表わします。

昔はシーケンサーソフトといって、MIDIを扱うソフトでしたが、
録音した素材も扱えるようになってDAWと呼ばれるようになりました。

購入する際の確認事項です。

オーディオインターフェイスが対応するOSのバージョン。
すなわちドライバが対応するOSと対応するビットを確認します。
Windows7/32bit、MacOS X このような表記です。

このドライバはASIOに対応している必要があります。

バンドル(付属)するDAWの有無。
添付されている場合はDAWが要求するPCスペックと
対応するOSのバージョン及びビット。

後は、オーディオインターフェイスに求める機能と付加価値です。

オーディオインターフェイスは録音した音をPCに送る機器ですが、
入力数と種類、コンデンサマイクが使えるか(ファンタム電源の有無)、
ギター等を直に接続できるか(Hi-Z)など、使い方に合わせて選定します。

オーディオインターフェイスの使用例
エレアコを使用した弾き語りでは、
マイク入力1(ファンタム電源対応)、ギター入力1(Hi-Z対応)
合計2チャンネル分の入力があれば同時録音が可能です。

アコースティックギターの場合はファンタム電源対応マイク入力×2で、
コンデンサ型マイク2本を使った同時録音が可能です。

ダイナミック型マイクを使用するのであれば標準プラグ×2です。

マイクスタンド
そもそも同時録音より別録りしたほうが、
それぞれに集中できるぶん完成度は高いですね。

コンデンサー型マイク RODE NT-1A
入力1 エレキギター
入力1+2 エレキギターに接続したエフェクターをステレオで入力。

入力1+2 シンセをステレオで入力。

入力1 アコースティックギターをコンデンサマイクで入力。
入力2 ボーカルをダイナミックマイクで入力。

入力1、2ともにコンボ端子でありファンタムに対応していたら、
入力1、2ともにコンデンサマイクを利用できます。

例をあげるとこんな感じでしょうか。

標準フォン(TRS)/キャノン(XLR)
ファンタム電源を利用するマイクの端子はXLR端子なので、
ギター等の標準プラグを接続できません。この逆もしかりです。

標準フォン(TRS)/キャノン(XLR) 共用コンボ端子
コンボ端子は標準プラグとXLRプラグのどちらかを挿せるようになっています。

入力1、2の端子の種類によって使用方法が制限される場合があるので、
同じ2チャンネル入力でも接続できる機器の組合せと同時に使用できる機器の
確認が必要です。

ここまでが、オーディオインターフェイスとしての機能です。

この他にエフェクターを内蔵した機器、ミキサーを内蔵した機器、
単体でも録音できるレコーダーを内蔵した機器などがあります。

用途に合わせてオーディオインターフェイスのみで良いのか、
オーディオインターフェイスを内蔵したエフェクタ、ミキサー、
レコーダーが良いのかを決めます。

付属するDAWのお勧めは、もちろんCUBASEです。(^^♪
理由は自分が使っていて特に不便を感じないから。

まじめに書けば、クロスプラットホームなのでWindowsでも
Macでも使えるので将来的に他のOSを使用する事になっても
使い馴れたDAWをそのまま使い事ができるからです。

それと、他の人と共同で曲を作る場合でも
CUBASE同士であれば便利な事が多いです。

機器にバンドルされるCUBASEは2種類。

ヤマハ、スタインバーグ社製の機器にバンドルされる「AI5」
その他メーカーにバンドルされる「LE5」

ともに基本操作は全く同じですが、自社製に優位性を担保する為に
AI5の方が音色数や使用できるVSTiの数などが多くなっています。

現時点では、
バンドル品:CUBASE LE5<CUBASE AI5
市販品:Cubase Elements 6<Cubase Artist 6<Cubase 6
このような感じでしょうか。

LE5とAI5の違いや使い方については
過去に書いているのでブログを検索してみてください。

記事名:Cubase AIx/LEx、Cubaseバンドル版、CubaseLE5付属VSTi、
Cubase使い方、CubaseLE5使い方1、CubaseLE5使い方2
CubaseでMDI入力、ドラムのMIDI入力

私としては音色数の多い「AI5」がお勧めです。

スタインバーグ Cl2
CUBASE AI5をバンドルする代表として、
スタインバーグ社のCI2(2in/2out/約1.6万円)があります。

入力はコンボ端子が2つ。どちらもファンタム電源対応です。
機器のツマミでCUBASE AI5をコントロールすることが出来るのが最大の特徴です。

TASCAM US-144MKII
CUBASE LE5をバンドルする代表として独断と偏見で、
TASCAM US-144MKⅡ(4in/4out/約1.3万円)を紹介します。

標準プラグ2、マイク用XLR端子2があるので、
これらを切り替えて使用する事ができます。

4in4outですが、光入出力が2in2outなので、
アナログ部分では2in2out機器として考えます。

販売店の仕入時期によってはバンドルされているDAWが1世代前の
CUBASE AI4/LE4の場合があるので注意が必要です。

AI4/LE4からAI5/LE5へのバージョンアップは出来ないので、
購入の際には確認が必要です。

さらに、先日スタインバーグ社より新しいオーディオインターフェイス、
UR28M/UR824が発表されました。

価格は本日の2機種の倍以上となりますが、
バンドルされるCUBASEがAI6となります。

これにより、今後は順次AI6/LE6がバンドルされることと思いますが、
仕入れ時期によりAI4/LE4、AI5/LE5、AI6/LE6が流通する(した)
ことになるので、新規、中古、新古、オークションでの購入の際は、
バンドルされるCUBASEのバージョンをご確認ください。

何かの参考までに。

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