・楽器/エフェクター

COMPの設定 2

2014/10/18

コンプレーサの設定についてもう少し。
過去記事:COMPの仕組み(2010/10/16)
過去記事:COMPの設定 1(2010/12/02)

CubaseStudio5のVSTプラグインにはコンプレッサーがあります。

コンプレッサー
また、プリセットも豊富にあります。

コンプレッサー
しかし、仕組みとパラメータの意味が理解できたなら
プリセットをアレンジできますし、自己流を作ることも可能です。

まず、ギターですが、アタックタイムが早いと原音のアタックが潰れて
ピックでの強弱ニュアンスが潰れてしまいます。

カッティング等にコンプレッサーを掛ける場合はアタックタイムを遅くして
原音のアタックを残してリリースタイムを長くする。

歯切れの良いカッティングになると思います。

このアタックタイム遅、リリースタイム長の設定はキックドラムにも
有効です。キックのアタックを残し、余韻を潰すので歯切れが良くなります。

逆に、アタックタイム早、リリースタイム短
これは、シンセにお勧めです。

アタックを潰して余韻を持ち上げている状態なので存在感が出てきます。
ボーカルにも良いかもしれません。

スネアを「パン!」と鳴らすなら
アタック遅 原音のアタックを残す
リリース長 原音の余韻を潰す
スネアを「パァン」と鳴らすならリリースタイム短です。

シンバルにはリリースタイム短で余韻を強調することもできますし
スピード感のある曲で余韻が邪魔になるようならリリースタイム長で
余韻を潰します。

CubaseではFXチャンネル、他のDAWにも備わっている機能ですが
原音に対するエフェクトを別のチャンネルで掛ける機能(SEND)について。

ここにリバーブを持ってくれば、このリバーブ音のみに対して
コンプレッサーを掛けることができます。

バラード等で残響に存在感を出したい場合に有効です。

スネアのトラックを別に用意し、FXチャンネルに送ります。
FXチャンネルでリバーブを掛け、これにコンプレッサーを掛ける。

バラード系によくあるスネアの「パァ~ン」です。

コンプレッサーで音を「整える」といいますが、
これは、原音に対しアタックタイムで表情をコントロールし、
リリースタイムで余韻を揃え、全体的な音圧バランスをとる
ということです。

キメのフレーズでアタックが潰れてモサッとしたり、
異なる楽器が同じフレーズ(ハモリ含む)を弾いているのに
音の減衰(余韻、リリース)がバラバラだと一体感が出ません。

これらを上手くコンプレッサーを使って整える訳です。

あとは、全体で掛けるトータルコンプで各楽器を軽く馴染ませれば
コンプレッサーも喜んでくれることでしょう。(^^♪

CubaseStudio5では通常のコンプレッサーですが、
上位のCubase5にはマルチバンドコンプレッサーがあります。

これは、低域、中域、高域の別に異なる設定でコンプレッサーを
掛けることができます。

ギターを始めた頃、楽器屋さんのお勧めもあり
ディストーションの次に買ったのがコンプレッサーでした。

最初は、「音が変わる=エフェクター」だと思っていたので、
「これ、不良品やん!」と言ったこともあります。(^^;

で、無理やり同価格帯のオーバードライブに交換してもらった
記憶があります。開封していたし、何度か使った状態でしたが、
快く対応頂きました。

店長さんも、
「ギター始めたばかりの高校生にゃ、コンプは解らんよな~」
と思ったに違いありません。(^^♪

しばらくして、バンドでコンプが必要となり、結局その返品した
コンプを買ったので、どうか許してください。若気の至りです。

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