・徒然なる日常

BSC

2014/10/29

BSC(Balanced ScoreCard)も戦略立案のツールですが、
SWOT分析PPM分析と異なる点は、管理手法としても使えることです。

bsc.gif
BSCには4つの視点に注目します。
[財務の視点]
[顧客の視点]
[業務とプロセスの視点]
[学習と成長の視点]

これまでの分析手法とことなり、
それぞれの部門で戦略を策定することもできます。

例えば、財務の視点は経営管理部門、顧客の視点は営業管理部門、
業務とプロセスの視点は製造管理部門、学習と成長の視点は
人事部門という具合です。

まず、SWOT分析やクロスSWOT分析、分析手法がマッチするなら
PPM分析を行なったあとにBSCを作成するとイメージしやすいです。

まず、ミッションを明確にする必要があります。
ミッションは会社の存在する意味、会社の任務や使命にあたります。

「儲けましょう。」ではないです。

儲けることでしか存在意義を見いだせない会社には
コンプライアンスという風土も育たないでしょう。

次にビジョンです。

将来的な目標、目指すべき将来像。あるべき姿でも良いです。

困難な場面に出くわした時、ミッションとビジョンは
どのような行動をとれば良いのか方向性を示してくれるものでもあります。

ではこのBSCを趣味の音楽の内容で作ってみましょう。

まず、4つの視点の順番ですが、原資がないと何も始まりません。
原資を得て、知識・技術を得て、作業を行い、掲載する。
このようなストーリーとしました。

まず、財務の視点ですが、
赤色のブロックは「お酒を減らす」
黄色のブロックは「タバコを減らす」
緑のブロックは「無駄な出費を減らす」

これでお小遣いが手元に残り、その原資を音楽に当てます。

次に学習と成長の視点です。
緑のブロックは「様々な音楽を聴く」
青のブロックは「楽器の練習を行う」

これで資質アップを行ないます。

業務プロセスの視点です。
茶色のブロックは「機材の配置を見直す」
紫のブロックは「ショートカットを有効に使う」
緑のブロックは「テンプレートを活用する」
青のブロックは「DAWの作業時間短縮」

これでDAWの作業時間を効率化し、
限られた時間のなかで演奏に割ける時間を増やします。

顧客の視点です。
緑のブロックは「掲載先を増やす」
黄色のブロックは「お知らせ先を増やす」
赤のブロックは「交流の機会を増やす」

これで様々は人に聴いて頂き、コメントの感想などの意見を
フィードバックすれば、「また聴きたい」となるハズです。

戦略マップは完成しました。

各ブロックごとに戦略目的、重要成功要因、評価指標、
目標値、行動計画を定めていきます。

例えば、学習と成長の視点の緑のブロック、
「様々な音楽を聴く」でやってみましょう。

戦略目標:
飽きられない曲作り

重要成功要因:
色々なジャンルの要素を曲に取り入れる

評価指標:
普段聴かないアーティスト、ジャンルを聴く。

目標値:
月に10曲

行動計画:
・CDショップで売れ行きベスト10等のチェックをする。
・カラオケに行き、履歴から普遍的な曲や流行り等の情報を得る。

こんな感じでしょうか。

例えば、業務のプロセスの緑のブロック、
「テンプレートを活用する」でやってみましょう。

戦略目標:
作業効率UP

重要成功要因:
過去の曲の設定等を有効に活用する

評価指標:
テンプレートの作成個数

目標値:
1ヶ月目 歪みギター用のEQテンプレを10個作成
2ヶ月目 ドラム用のエフェクトテンプレを10個作成
3ヶ月目 ドラム打ち込み用のMIDIデータ作成 10パターン作成
4ヶ月目 これまで作ったテンプレをバラード用にアレンジ
・・・  これまで作ったテンプレを○○ジャンル用にアレンジ

行動計画:
・過去に作った曲を聴きなおす。
・ネットから参考となる情報を収集する。

こんな感じでしょうか。

BSCを成功させるポイントは目標を達成出来なかった時に
「どうするか」がポイントとなります。

これはPDCAを利用するのですが、
これについてはまた後日にでも。

-・徒然なる日常