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ASIOについて

2014/10/12

ASIOとは、Win&Macで利用可能なドライバの規格で、
AudioStreamInputOutput=ASIO=アジオ です。

これに対応したソフト、アウトプットデバイスを使用すると
レイテンシーの改善や、音質の向上、2チャンネル以上に
対応できるわけです。最近では、2チャンネル以上の
マルチチャンネル対応は当たり前ですが、(7.1ch等)
規格が出来た時は2チャンネルが全盛でした。

ASIOの仕組み
通常は上図の左のラインにあるように、ソフトはドライバーを介して
カーネルミキサーに音を送ります。そして、ミキサーはデバイスに
音を送り、スピーカなりヘッドホンで私たちは音を聞いている訳ですが、
この過程に時間が掛かるのです。

MMEで200~500ms程度、DirestSoundでは50~100ms程度です。

これが、DAWでリアルタイム入力し、VSTインストゥルメント(VSTi)が
発音するまでの「遅延」なのです。

この遅延をレイテンシーと呼びます。

カーネルミキサーは、Windows標準のアプリで、
カーネルミキサー
こんなやつと言えば解りやすいと思います。

なぜ、ASIOと比べて音が悪いかというと、
まず、時間です。発音までの時間が掛かるほどジッタノイズが
混入します。正確には時間軸のズレにより発生します。

また、Windows標準のカーネルミキサーは、音楽専門という
訳ではないので、音質に対して特別な力が注がれたものでは
ありません。

DAWが16bitを内部で24bit処理(オーバーサンプリング)して
音質に気を使っていても、このカーネルミキサーを通過すれば、
その技術も十分に発揮された音とはいえない音となります。

ASIOドライバは、最初の図の右列のように、
対応したDAW等のソフトとアウトプットデバイスを使用することで、
カーネルミキサーを介さず、ソフトからデバイスへ直接音を運びます。

つまり、工程を省くことによって時間の短縮と音質の
改善を図っている訳です。

ASIOでは、設定とPCのパフォーマンスにもよりますが、
最近のPCなら20ms以下は十分可能、ハイパフォーマンス
PCなら10ms以下も可能です。

このレイテンシが短いほど、VSTiを使用した際のリアルタイム
入力等に違和感がなくなり、快適に、タイミングのズレなく
録音ができる訳です。

VSTiだけではなく、例えば、ギター録音でもオケとのズレが
気にならなくなります。

ちなみに、ASIOとVSTテクノロジはCubaseシリーズを開発する
スタインバーグ社です。

オープンソースというのか、ライセンスフリーというのか
解りませんが、とにかく「各社つかって良いよ!」という
ことで、今日広く普及し、DTMの標準規格と呼べるほど
一般的な規格となりました。

細かな言い回しや用語の間違いはあるかと思いますが、
乱暴なまでに簡単に説明するとASIOとはこんな感じです。(^^♪

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