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3ch4ch

DTMの入門機として発売されているオーディオインターフェイスの
多くは2chインプット、2chアウトプットを備えた機器が多いです。

バスの接続 2in2out
挿絵ではシンセサイザーを例にしています。

ヘッドホンはアウトプットバス1ch、2chをモニターしています。

CUBASEで音が出ない、録音出来ないというトラブルでは、
ギターやマイク等のモノラルソースで多いのですが、
入力バスの1chに楽器を接続しているのに、Cubaseの
モノラルトラックに2ch側をアサインしている時があります。

この場合はI/Oインターフェイスの2ch側に楽器をつなぐか、
Cubasのトラックの入力バスを2chに切り替えます。

DAWや機器で1ch、2chはL,Rと表示されたり
右、左と表示されている場合があります。

どれも同じことです。(^^)

最初購入する機器は2chIN,OUTでも
次に購入する機器は最低4chの入出力に対応したものが良いです。

できればアナログ接続だけで4ch分あると便利です。

バスの接続 4イン4アウト 外部エフェクト
挿絵では4chのインアウトを持ったオーディオインターフェイスを
DAWで2つのステレオ入出力バスを作成してルーティングしています。

CUBASE7では外部エフェクトをインサーションスロットに使用できます。

他のDAWや下位グレードのCUBASEでもバスのルーティングが出来れば、
少し手間を掛ければ同じようなことが出来るとおもいます。

例えば、既に録音したギターやボーカルトラックの
出力バスを3chと4chにアサインします。

これでそのトラックの信号を外部に接続したエフェクターに送ることができます。

そして外部のエフェクターの出力をI/Oの入力3ch、4chに接続します。

接続する機器によっては、インピーダンスを合わすために
リアンプ(リアンピング)ボックスが必要になります。

インピーダンスを合わさないと周波数特性が変になったり、
音がペラペラになったりします。

過去にいくつか関連する記事を書いています。
外部エフェクト内部バスの接続インピーダンスギター入力Hi-Z
リアンプRE-AMPDI/PRE-AMPダイレクトボックスバッファなどです。

ただし、いつものことですがそう大した事は書いていません。

それと、本来リアンプとは実機のアンプ等を用いることを指しますが、
このブログではアンプシミュレーターで行うことも広義な意味で
リアンプとして紹介しています。また方法論として手法が似たものを
リアンプということばを用いて方法論の紹介をしています。(^^;

厳密にいえば実機のアンプで行うのがリアンプです。

話を戻します。

3ch、4chを巧く活用すると、マイク録りした音を
本物の真空管を搭載した機器にとおしてみたり、
TASCAM TA-1VPで別のマイクで録った音にシミュ
レートすることができます。

取りあえず音だけ先にとって、
後でゆっくり音を決めるときに便利です。(^^)

DAWには汎用性の高いエフェクトが用意されていますが、
専用機の方がそれらしい音になる場合もあります。

例えば、ギターの音にディレイを掛ける場合、
DAWでは単純にディレイタイムとフィードバック、
ミックスの設定だけしたプラグインを掛けても
それらしい音になりません。

ギター用エフェクトでは、最初からギター用に設計されているので、
出てくる音はギター用に味付けされたディレイ音です。

DAWの汎用的なディレイを使用したギターソロと、
PODFarm2.5(ギター用VSTプラグイン)のディレイとでは
たぶん後者の音の方がしっくりくるのではないでしょうか。

手持ちの機器を活用するため3ch、4chは大いに活用しましょう。

・・・というお話でした。(^^)

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