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真空管交換2

2014/10/28

v308.jpg
チューブマイクプリアンプ ART Tube MP Studio V3の真空管を
エレクトロハーモニクスの12AX7EHに交換しました。

交換手順については真空管交換1で書いています。

真空管
購入時に付いていた真空管には12AX7 CHINAとだけ書いてありました。

交換した12AX7EHは音的に良い真空管ではありませんが、
安価でありますしノイズは減ります。

購入時の真空管はサーというヒスノイズに似た
ノイズがV3回路の選択した設定により発生します。

特に顕著なのは一部のギター、ベース用の設定と、
アコースティックギター、ピアノ用の設定でノイズが顕著になります。

逆にそれ以外の設定での録音ではノイズは気になりません。

音の変化は購入時の真空管はドライブさせると
ザラついた感じが過ぎるようです。

交換した12AX7EHではノイズが減っています。

音は購入時の状態より良くなっていますが、
良い音かというとこれはそれぞれの好みの問題です。

安価にノイズや音質を改善したい場合は12AX7EH。

スッキリとした低音とキメの細かな音を希望される場合は、
12AX7EH以外のGrooveTubeやSOVTEK製の真空管や、
面白みには欠けますが日本製の真空管のほうが良いです。

では、今回の交換によってノイズは減ったのか。
ネットでの主観的な感想ではなく、根拠はあるのか。

nz01.jpg
交換前と交換後で無音時のノイズをCUBASE6.5で録音してみました。

ART Tube MP Studio V3をオーディオインターフェイスの
TASCAM US-144MKIIに接続して同じ設定で録音しています。

交換による変化を判りやすくするためにゲインを相当上げて録音しているので、
通常使う設定ではないことを予めお断りしておきます。

通常設定でこんなノイズでは使い物になりません。(^^)

真空管交換によるノイズの改善は確実にありました。

ただしV3回路の一部の設定でノイズが気になるので、
この設定を使わないときは、さほど気になるものではありません。

真空管交換による音の改善もあります。

ただし、最初に付いている真空管の音が使えないと言っているのではなく、
ノイズの改善も含め、投資効果を感じることができたと解釈ください。(^^)

といことは、GrooveTubeやSOVTEK製の真空管に交換すると、
音質的向上はコレ以上と想像できます。今後の楽しみですね。(^^)

Tube MP Studio V3 は様々な楽器に使用できますが、
一応はマイクプリアンプなので、いくら汚し系の機器といっても
歪みを付け加える事が主たる目的ではありません。

真空管交換の際は、高ゲイン(高出力)ではない真空管に交換することが
結果的に良い印象につながるポイントになるかと思います。

何かの参考までに。

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