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微速度撮影

2014/10/09

タイムラプス撮影について書いてみます。

雲の流れる様子や夜明けの様子、交差点での人の流れや車の流れが
コマ送りのような動画になっているのを見たことがあると思います。

これをタイムラプス撮影(動画)、微速度撮影、インターバル撮影、
低速度撮影等と呼ばれたり、成果物やその素材撮影の名称として
使われています。

1秒の動画が30フレーム(コマ,fps)とすると、
30枚の写真をパラパラ漫画の様に連続で再生しています。

※30fpsは厳密に言えば29.97fpsですが便宜上、
30という数値で書いています。

撮影された写真の感覚が短時間であれば人の流れや車の流れに、
長時間であれば雲、星座、月の動きや夜明けに使われています。

あさがおの開花や蝶やセミの脱皮の映像もタイムラプス撮影です。

私の持っている CANON EOS Kiss X4 では、シャッターを
押している間、2秒または10秒の間隔で10枚撮影することが
出来ますが、これでは全然撮影枚数が足りませんし、
その場を離れずシャッターを押しては離しを繰り返さなければ
なりません。かなり面倒ですし現実性に乏しい方法です。

int01.gif
この表は1秒を30枚の写真で動画を作成する場合、
どれくらいの時間が必要なのかをまとめています。

30秒間隔で30枚撮影して1分の動画を作成するには、
15分の撮影時間が必要です。

1分間隔で撮影された写真で1分の動画を作成するには、
30分の撮影時間が必要です。

逆に見れば1分の動画で1時間の雲の流れを表現したい場合は、
2分間隔で撮影すれば良いことになります。

1分で夜が明ける動画を作りたい場合はどうでしょう。

夜明け前から夜明け後まで。
辺りが暗い感じから明るくなるまでに3時間掛かると仮定します。

上の表を参考にすると、
6分間隔で撮影すると1分の動画になることが判りますね。

6分間隔×30コマ×60秒分=10,800秒

10,800秒は分で言えば180分、時間で言えば3時間ですね。

通常は動画を編集するソフトに連続写真を読み込んで
タイムプラス動画を作成します。

例えば、市販品のソフトでは Power Director10や11で可能です。

先に私の持っている EOS Kiss X4 ではインターバル撮影が
出来ないことを書きましたが、それを可能にする機器があります。

タイマーリモートコントローラーというアクセサリーを
使用すことでインターバル撮影に対応させることができます。

メーカー純正品では対応してないカメラ機種も、
サードパーティー製のタイマーリモートコントローラーを
使用することでインターバル撮影が可能となるカメラ機種も
あるのでネットで探してみてください。

楽しい楽しい微速度撮影ですが、少々困ったリスクを伴います。

それは「シャッター」寿命が短くなるということです。
正確にはシャッターの寿命に早く到達するが正解でしょう。

EOS Kiss X4 のような入門機種ではシャッターの寿命が
3万回程度と言われています。

高級機種になるほど高耐久のシャッターが使用されています。

微速度撮影は撮影枚数が多くなるので必然的に
シャッターの寿命に到達する時期が早くなります。

シャッターが壊れるとどうなるか。

シャッタースピードが合わなくなったり、
シャッターが動作しなくなったり、
最悪は撮影素子を壊してしまいます。

これはカメラの構造に起因するのですが、
シャッターは何枚かの羽が組み合わさって
開いたり閉じたりしています。

その手前には赤外撮影で書いた
LPF(ローパスフィルター)が設置されています。

そして撮影素子が設置されています。

シャッターが壊れて羽がバラバラになった状態で
動作するとLPFに羽が接触してLPFが破損したり、
壊れたシャッターの羽やLPFが撮影素子に接触すると
その素子まで壊れてしまいます。

あくまでも構造上からくる可能性の話で、
シャッターの故障でLPFや撮影素子まで
壊れてしまうことはごくごく稀なケースです。

シャッターの寿命は公表されていない場合が殆どですが、
入門機で3万回、中堅機種で5万回、上位機種で8万回あたりと
聞いたことがありますが、根拠となるデータを見た訳では
ありませんのでありからず。

聞いた話です。

それにシャッターの熱や連続使用状況によっても
かなり大きく左右されるということは想像にやすいです。

高速シャッターで連続撮影はシャッターを
過酷に使っていることになるので、逆の使用状況とでは
その寿命が同じとは考え難いということです。

微速度撮影には多少のデメリットもありますが、
カメラの楽しい使い方であることには違いないので、
興味を持ったら気にせずガンガン行きましょう。(^^)

撮影の幅が広がったり、もちろん腕も知識も上がります。

例えシャッターが早く壊れたとしても、
その頃には腕に相応しい機種が欲しくなっている頃だと
思いますし、確かLPFと素子が無事ならシャッターユニットを
メーカーで交換すれば済む話だったと記憶しています。

音楽の事を書いているブログですが、
YOUTUBEにオリジナル曲を投降する際に、
静止画バックでは寂しいのでPVみたいな
動画にしたいと思われている方も多いと思います。

最近では携帯電話の動画や静止画撮影機能も
専用機顔負けの綺麗さです。

また音楽をやっている方で一眼レフカメラを
持っているかたも多いのではないでしょうか。

せっかくなので、
ご自身のオリジナル曲を投稿する際に、
プロ顔負けのPV仕様にされてみては如何でしょうか。

何かの参考までに。

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