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マイクについて6

2014/10/11

さて、先日はマイクについて5というタイトルで
規定入力レベルについて書きました。

これまでを要約すると、オーディオインターフェイスやミキサーと
マイクを接続する際に、インピーダンスと規定入力レベルの
確認が必要であり、マッチングが良くないと音が小さかったり、
意図した音にならない。こんな感じです。

ダイナミック型マイクロフォンの代表格である「SHURE SM58」
このマイクの感度は-54.5dBV。
dBuに変換すると、-56.7dBu。

さて、DTMでお馴染みのメーカー製品で確認してみましょう。

ROLAND:
DUO-CAPTURE/マイク入力=-45dBu
TRI-CAPTURE/INPUT1(MIC) 端子=-60~-30dBu
QUAD-CAPTURE/XLRタイプ=-60~-6dBu、TRS標準タイプ=-50~+4dBu
OCTA-CAPTURE/INPUT 1~6(XLRタイプ)=-56~-6dBu、
INPUT 7~8(XLR)=-50~+0dBu、INPUT 1~8(TRS)=-46~+4dBu

DUO-CAPTUREでは、機器の能力不足、SM58の感度不足で
音が小さくなるかも知れません。

ファンタム電源を装備していないので、
高感度なダイナミック型マイクが良いでしょう。

TRI-CAPTUREでは、問題ない様です。

QUAD-CAPTUREでは、XLRへの接続はOKですが、TRS(標準プラグ)の
接続では、SM58の音が小さいかも知れません。

OCTA-CAPTUREでは、INPUT1-6(XLR)はギリギリOKでしょうか。
INPUT7-8(XLR)では、多少小さいかも。

INPUT7-8(TRS)では、SM58では感度不足です。

高価な機器なので、安いダイナミック型ではなく、
高価なダイナミック型高感度マイクやコンデンサ型
マイクを使いなさいということでしょうか。(^^♪

なぜ、ROLANDを出したかに深い意味はな無く
ラインナップが豊富で同一メーカー内での比較が容易であった為で、
ROLAND製品がどうこう言う意味ではありません。

誤解の無いように。(^^♪

結論、インピーダンスと規定入力レベルという観点からみると
ダイナミック型マイクの代表格である[SHURE SM58]との
組み合わせは、数字的にみるとTRI-CAPTURE、QUAD-CAPTUREの
キャノン(XLR)が適している。

このようになります。

音の良し悪しは決して数値で測れるものではありませんが、
入力が低いとゲインをあげることとなり、結果、不要なノイズまで
持ち上げてしまったり、音質が意図しない場合もあります。

たとえば、購入価格の一番安い[DUO-CAPTURE]には、
ファンタム電源が装備されていないので、感度の高い
コンデンサ型マイクを使用することはできません。

組み合わせを考えると、なるべく「感度の良い」
ダイナミック型マイクを選択することが良い結果となります。

何かの参考までに。

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