・DAW

ギター打ち込み

2014/11/03

ギターの打ち込みについて簡単に書いてみます。

g1_20130401150541.gif
ギターは左手で弦を押さえ、右手で弾いて発音します。
これさえ押さえておけば簡単です。(^^)

左手で押さえると弦はフレットに当たります。
そのフレット位置の音がなるのです。

なので、原則半音ごとに音は移動します。

例外として弦を押し上げるチョーキングとチョークダウン。
最近ではベンドアップとダウンと言うことが多いです。

これは半音毎ではなく連続したカーブで音程が上下します。
アーミングも半音単位ではなく連続したカーブになります。

ハンマリング、プリングの入力を鍵盤に例えると、
最初の1音だけピッキングするので、鍵盤を押した状態です。

次の音からは右手ではピッキングしないで、
左手だけで弦を押さえたり離して音階を移動します。

これはシンセでいうと、鍵盤を押した後、
ピッチベンドホイールだけで音の高さを上下しているのと同じです。

スライドやグリスも弦の上を指が移動するので音階は半音単位です。

しかし、強いアタックから入らないので、ピッチベンドで
半音階を移動しながら、音を大きくしたり小さくします。

昔はMIDIcc11エクスプレッションを使用して音を大きくしたり
小さくしていましたが、今の音源では専用の音が用意されて
いるのでしょうか。

ピッキングの強さはMIDIcc7 ボリューム。
ピッキング後の音の強弱はMIDIcc11エクスプレッション。
ビブラートはピッチベンドを使用していました。

今の音源の作法は知りません。(^^;

ビブラートはギターの奏法上、
基準の音より音程が下がることはありません。

押さえたフレットで弦を持ち上げたり下げたりして
音を揺らすので、ピッチは上がると基に戻るしかありません。

下方向にピッチを下げてしまうとギターらしく聞こえません。

ただし、トレモロアームを使用したビブラートでは、
ピッチは下方向にも下がります。

問題はピックスクラッチでしょうか。

そもそも音源のギター音色ではそれらしくならないので、
別途、ピックスクラッチ用の音色が用意されていることが多いです。

それを使うと最初からギュイ~ンと音程が下がっていくのですが、
それを使わない場合どうするかです。(^^;

そもそも音色がなければシンセでも何でも近い音色に
アンプシミュレータやオーバードライブ、ディストーションを
掛けて歪ませて似せてしまいましょう。(^^;

ピックスクラッチも指の替わりにピックで弦を移動しています。

ピックを移動させる速度が同じでも、
ピッチの変化は一定ではありません。

g2.gif
それはフレットを見れば判ると思うのですが、
ネック側は広く、ブリッジ側は狭くなっています。

g3_20130401150611.gif
これを時間軸で表すと挿絵のようになります。

A~Kのセルの幅はフレットの間隔を表し、
1~12のセルの高さは速度を表しています。

ピックを強く当てて半音階のスクラッチノイズにするか、
ピックを軽く当てて無段階のスクラッチノイズにするか。

これはケースバイケースです。

少なくともピッチベンドカーブは直線にはなりません。
上に張り出した弧を描きます。

私はピックスクラッチをする時、
左手もブリッジ側からネック側に移動しながら、
少し間隔をあけてピックで追いかけていく形のやりかたです。

これをMIDIデータで表現するのは非常に面倒です。
説明はパスします。(^^;

ピックだけ移動するとナットとピック位置でピッチが
変化しますが、左手を使用すると左手位置とピックの
位置でピッチが変化します。

そもそもスクラッチノイズの奏法なので、
その効果は大きくはないのですが、
ピックだけ使用すると「固定と変動」の関係が
左手も使うと「変動と変動」の関係になります。

g4.gif
参考までにピッチベンド・センシティビティの表です。

過去にHALion Sonic SEの設定とベンド表を掲載した
記事「ピッチベンド」を書いています。

私は最近のギター音源の機能や仕様を知りませんが、
昔に行っていた打ち込みでのことを少しだけ書いてみました。

-・DAW