・楽器/エフェクター

ギターの録音

2014/10/25

DTMでCubase等のDAWを使ってエレキギターの音を録音する場合、
所有する機材によっていくつかの方法があります。

オーディオインターフェイスとコンパクトエフェクター
パターンA:
コンパクトエフェクターとオーディオインターフェイスを使って
録音するパターンです。

コンパクトエフェクターとオーディオインターフェイスだけでは、
このまま録音すると迫力の無い音になってしまいます。

この場合は、VSTプラグインエフェクトでアンプシミュレーターを利用します。

市販品DAWの多くは、VSTプラグインとしてアンプシミュレーターが
付属していますが、バンドルDAWでは付属していない場合があります。

その際は、別途VSTプラグインを使います。

市販品でも多くのアンプシミュレータはありますが、
フリーで使えるVSTプラグインも多く存在しています。

その中でもお勧めは、メーカー製のフリーで使えるVSTプラグインです。

アンプシミュレーターでは、LINE6のPOD Farm2.5 FREE
IK MultimediaのFREE version AmpliTube 3 があります。

どちらも製品版の機能限定となっており、使えるストンプボックスや
アンプ、キャビネット、マイクの種類は少ないですがメーカー製だけあって、
その音は通常のフリーVSTより洗練されています。

ユーザー登録が必要ですが、持っておいて損はありません。

オーディオインターフェイスとギターアンプ
パターンB:
パターンAにプラスしてギターアンプを所有している場合は、
マイクでギターアンプの音を録音することもできます。

メリットは本格的な音づくりの勉強にはなるのですが、
大きな音を鳴らさないと良い音で録音することができません。

大きな音を出せる住宅環境であることが前提となります。

なお、実際にアンプの音を録音しているので、アンプシミュレーターは
基本的に必要ありません。

オーディオインターフェイスとアンプヘッド
パターンC:
最近では、ギターアンプのヘッドにキャビネットシミュレーター(スピーカー
シミュレーター)とラインアウト端子を装備しているアンプヘッドがあります。

プリアンプ、メインアンプともに真空管を採用した
チューブアンプのヘッドが人気です。

この場合は、アンプヘッドのラインアウトからオーディオインターフェイスに
接続してギターを録音します。

パターンBは大きが音が出せない環境では無理ですが、
このパターンCでは本物の真空管サウンドを録音することができます。

過去にいくつかアンプヘッドを紹介しているので参考にしてください。

オーディオインターフェイスとマルチエフェクター
パターンD:
これは単純にパターンAのコンパクトエフェクターが
マルチエフェクターになっただけです。

パターンEとの違いは、このマルチエフェクターが
オーディオインターフェイスの機能を持っていないことです。

その為、別途オーディオインターフェイスで録音する必要があります。

録音したギターサウンドに迫力を持たせるためにVSTプラグインで
アンプシミュレーターを使用する必要あるのもパターンAと同様です。

オーディオインターフェイス内臓マルチエフェクター
パターンE:
低コストでギターを録音するのに適しています。

マルチエフェクターとアンプシミュレーターの機能を合わせ持った機材には、
フットペダル型、フロア型、卓上型など様々な形状の機器があります。

ギターより入力された信号は、エフェクト処理された後に
アンプシミュレート処理され、USB経由でデジタルでDAWに転送されます。

機材も1万円も出せばお釣りがくるものから十万円近くするものまで、
価格帯も機能もバラエティーに富んでいます。

オーディオインターフェイス内臓ミキサー
パターンF:
ミキサーにオーディオインターフェイスや必要なエフェクターと
シミュレーターが内臓されているタイプです。

単体でもSDカード等を利用した録音が可能な機種もあります。

パターンEと同じ使い方もできますし、
スタジオでバンドサウンドを単体で録音したものを、
後にDAWにWAVデータとして転送することもできます。

パターンEはギタリストに特化しており、
パターンFはアンサンブル録音に特化した内容となっており、
内蔵するエフェクター等も使用用途に特化しています。

オーディオインターフェイスのみ
パターンG:
ギターをオーディオインターフェイスに直に接続します。
全ての処理をVSTプラグインで行なう方法です。

この場合、VSTプラグインで処理された音を録音する方法と
素の音を録音し、再生時に処理する方法があります。

後者の方法では、DAWで記録された「素」のギター信号を
ギターアンプに戻して、マイクでもう一度録音する「リアンプ」という手法も
可能ですし、VSTエフェクトでも後で幾らでも変更して音づくりが可能です。

エフェクト音を録音した場合は、曲全体の雰囲気から後でギターのトーンを
変えたくなった場合、もう一度弾いて録音し直さなければなりませんが、
リアンプ、VSTやマルチを使ったバーチャルリアンプ(正しい用語では
ありません)は、後からいくらでも変更が可能なのです。

私の様に何万回も弾いたうえでのベストテイク音を変えるとなると、
もう一度何万回も弾かなければならないので、
リアンプは私向きの手法ですね。(^^;


 

私は主にパターンEで録音することが多いですが、

デジタル臭さを軽減するためにアナログで出力した音を
別のオーディオインターフェイスで録音することもあります。

接続だけでいえばパターンDです。
最近では積極的にパターンGも使うようになりました。

録音した素のギター音をVSTプラグインでエフェクト処理
することもありますし、マルチエフェクターに出力して
エフェクト処理した音を再度録音することもあります。

本日はギターの録音について書いてみました。
何かの参考までに。

※全ての機器が上記内容に対応している訳ではありません。
※挿し絵はイメージですので、記事の内容と機材が合っていない場合もあります。
※この他にも録音方法はありますし、パターンを組み合わせた方法もあります。

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