・徒然なる日常

カセットテープ

2014/10/27

少し懐かしいお話を。

私が音楽を聴き始めた頃、
まだCDを搭載したコンポは高価であり、
子供の私が買ってもらえる範疇ではありませんでした。

私は、レコード、ダブルカセット、ラジオチューナー、
CDデッキ、グライコ、3WAYスピーカーを搭載した
コンポが欲しくてカタログを集めては眺めていた記憶があります。

ちなみにコンポはパイオニアとビクター派でした。(^^♪

まだまだ、音楽はカセットとレコード全盛の時代で、
ビデオはVHSとベータの時代でした。

カジカセのマイクでテレビの音楽番組を録音して聞いていたので、
音楽番組が放送される曜日の我が家の食卓は終始無言でした。(^^;

当時、まだ低学年だった私の辞書に「堪える」という文字は無く、
箸の音、皿やコップの音が録音されていると癇癪を起していたようです。

その頃、テープといえばTYPEⅠ、TYPEⅡ、TYPEⅣがあり、
テープのヒスノイズを低減するドルビーNB B、Cがありました。

この組み合わせで音質を決定していましたね。

今でいえば、44.1kHz/48kHz、16bit/24bit等の組み合わせでしょうか。

44.1kHz/16bitと24bitの音の違いは、
そこそこの再生機材でないと判断することは出来ませんが、
TYPEⅠのテープとTYPEⅡの違いやドルビーNR BとCの違いは
確実に解る音質の差でした。

私の耳がまだ若かっただけかも知れませんが。(^^;

TYPEⅠ(ノーマルテープ)では、40Hz~16kHz
TYPEⅡ(ハイポジションテープ.CrO2.クロームテープ)では、40Hz~17kHz
TYPEⅣ(メタルテープ)では、40Hz~18kHZ

ドルビーNR offでは58dB、
ドルビーNR Bでは、+10dB
ドルビーNR Cでは、+20dB

SN比がこんなにも違っていたのです。

AMラジオでS/N比が50dB前後、
FMラジオでも60~70dB程度、
ダイナミックレンジも、レコードが65dB前後ですし、
CDプレーヤーでも80dBを超えるか超えないか位だったと記憶します。

もちろん高級機ではく普及機のお話です。

やっとCDが普及し始めた頃だったので、
カセットでも十分だったのです。

そういえば、外装までメタルのメタルテープもありましたね。

今では、TYPEⅣカセット以上の音で簡単に録音できる世の中です。

テープのように伸びる心配も、
レコードのように傷や埃に悩まされる心配もありません。

上を求めればキリがない時代でもありますが、
普通に音楽を聴いたり作ったりがとても簡単になりました。

4トラックのMTRでピンポン録音していた時代が嘘のようです。

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