・徒然なる日常

エネグリ。

2014/10/13

「SHORT HOPE」
私の場合、まず最初に頭に浮かぶのはタバコの銘柄ですが、
直訳すれば「短い望み」。

しかし、「ささやかな願い」や「ささやかな希望」と訳したほうが
その世界観に合致したものとなるのでしょう。

何の話かといえば、先月10日に発売された
REACH_rhさんのソロアルバムCD「SHORT HOPE」です。(^^)

このブログに寄稿頂いた内容に、
「音や曲の内容については、もう体感して頂くより他ないと思います。」
このようなコメントを頂きましたので、
先入観なくオフィシャルのダイジェスト動画や
REACH_rhさんのサイトで直接確認して頂くのが最良だと思い、
ここではお知らせ以外何も書かないでいました。

もう1ヶ月近いので良いですよね。(^^)

「SHORT HOPE」

私はアルバムタイトルを[ささやかな希望]と捉えて聴いていますが、
希望を願いや望みと読み替えるだけで
それぞれの曲が違って聴こえるのも音楽の面白いところです。

1曲目の「記憶」にあるディストピアとは、
その後に少しだけニュアンスの異なるメロディで登場する
ユートピア(理想郷)の反対を意味する言葉です。

>眠りきれない ディストピア
>目覚めそびれた ユートピア
>誰かがいた 朝には消える夜

共通するメロディに、対義する2つの世界が乗せられているこのフレーズ。

「誰かがいた 朝には消える夜」に続くことで、
主人公の心情が身近に感じることができ、
その切なさが私には強い印象となって残っています。

後の歌詞に登場する、
>都合良く焼き付けられたプライバシー

恋人関係のみならず、
あらゆる人間関係のなかで大きく頷ける表現で共感しました。

と、こんな感じで全曲書くとREACH_rhさんに怒られそうですし、
先入観も発生するのでこれ以上は個別に書きません。(^^)

「胎動」も含めて、アップライトベースやフレットレスベースの
ポルタメント感がとても心地よいですし、ギターもすごく心地よいです。

そして時々登場するベースのスタッカート。
かなりお気に入りです。(^^)

歌詞の世界に戻れば、全11曲中で細かな違いが見て取れます。

英単語で表記される言葉とカタカナで表記される言葉。
例えるならBlueとブルー。

音の組み方を参考に作曲時期の違いを推測するなら、
最近の曲ではカタカナ表記で記されることが多いのでしょうか。

tomocheeeeさん作詞の「全てはこの手の中に」では
英単語の出現率が高く、統一感のある曲の中でも
良い意味でREACH_rhさんの世界とはまた違って聴こえます。

曲を「聴く」だけならどちらも同じに聴こえますが、
歌詞カードに目を通してから曲を聴くと、
英単語表記とカタカナ表記では
その曲の印象も大きく異なるので不思議です。

REACH_rhさんの言うところの「マジック」でしょうか。

好き勝手に書いているので、
本当に怒られそうですが、最後に一つだけ。(^^;

私の個人的な主観で、
「記憶」「胎動」「全てはこの手の中に」
「リンク切れジャンプ」「タイム感」が
特にお気に入りで聴いています。

一番は何かと聞かれたら非常に難しいのですが、
ベースのフレーズがカッコイイ「夢NAVI」でしょうか。

一つ増えていますね。(^^;

アグレッシブなスライドのベースに耳を持っていかれますが、
2分11秒からのギターとベースの関係も好きです。

また、「特に」と記しているように、
全てお気に入りであるということを前提とした「特に」です。

ここはお間違えのないように。(^^)

しかし、音楽は個人の趣向、価値観や好みがあります。

公式ダイジェスト動画をご覧頂いて感性が合致するなら、
是非、その手に取って聴いて頂きたく思います。

最後に一つだけと書いておきながらもう少しだけ。(^^;

収録されている曲のいくつかは
REACH_rhさんのYOUTUBEチャンネルで聴いていたので、
フルアルバムを製作されていると聞いて、
その完成を今か今かと心待ちにしていました。

それが手元に届き、開封し、その1曲目が鼓膜を響かす時。

REACH_rhさんはよく「エネグリ」、「マジック」、
そして「穴」という表現をされることがありますが、
音楽とはまさにそのようなものだと思いました。

穴の前にくるフレーズは「欠落」が多いのですが、
欠落の穴とは人それぞれが持つ、
心にポッカリ開いた「穴」を指しているのでしょう。

心は時に空に例えられ、
晴れたときもあれば曇り空のときも。

欠落の穴をどう埋めるかも人それぞれですが、
音楽にはそれを埋めるエネルギーがあると。

創る側、聴く側と立場こそ違いますが、
聴く側である私もそう思います。

今となってはブログ等で交流を持たせて頂いていること自体が
とても不思議に思えますし、
その交流によってREACH_rhさんの背景や経緯を知れば知るほど、
そこから奏でられた音も変化していくのです。

ブログ仲間さんへのコメントでも書きましたが、
人は良い音楽に出会えた喜びだけで
十分幸せになれることをもう一度 思い出すことができました。

特に私は体調不良で自宅療養中の身であったので、
REACH_rhさんのメッセージと、「SHORT HOPE」から飛び出してくる
その音に多くのエネグリを頂きました。

これはお世辞でも社交辞令でもなく、
REACH_rhさんのエネグリは確かにここに届きました。

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