・徒然なる日常

無茶ぶりの記憶

2014/10/31

急に思い出したので書いてみます。

私が最初に手にしたシンセサイザーは、
Technics SX-AX7 1988年発売の機種でした。

AX3,AX5,AX7の3グレードが発売されていました。
PCM2音源64ポリ64音色、コーラス、サステイン、リバーブ搭載。

MIDI対応はもちろん、ピッチベンドとモジュレーションホイールも
付いていました。確か61鍵です。

打ち込みも可能で、リズムトラックも別にありました。

高校の時にバイトして買ったものですが、
当時スタジオにはM1やDX7IIFD、SY77、B200があったと記憶しています。

それなのに何故、楽器屋さんではなく電気屋さんで
このシンセサイザーを買ったのか、そしてこのシンセは
どこへ行ったのか全く記憶がありません。

しかし、このシンセサイザーは活躍しました。

高校生の時に、地元の小学校の運動会の曲を作ってほしいと
言われて作ったり、どこかの市民会館でクラシックの曲を
オーケストラと電子楽器で演奏するのに強制的に参加させられたり。(^^;

シンセ持ってきて弾いてと急に言われて、
車の中で説明を聴きながら譜面を覚えてというバタバタ。

どこへ連れて行かれるのかも知らされないまま。
車の中で譜面を覚えていました。

集客人数と移動時間からすると、
たぶんどこかの市民会館です。(^^;

どうしてそうなったかというと、開演日前日の音合わせで
シンセの音がイメージにそぐわないと指揮者が言いだして、
演奏者(シンセ所有者)がヘソを曲げて当日は行かないと。(^^;

そこで何故か私の所へ話が来たのです。

会場で指揮者の人に私は譜面が読めないし、
そもそもバンドで少し弾くだけなので
難しいことは出来ないことを伝えると、
譜面にカタカナでドレミを書かれました。(^^;

そういう意味で言ったのではありません。
急に言われても無理、出来ないと言ったのですが。(^^;

取りあえず持ってきたシンセで音を作って欲しいと
あれこれあれこれ言われましたが、結局作った音は
プリセットを少しだけ加工したオルガンとリード音色。

そして何故かUFOの飛んでいく音を作りました。

UFOが飛んでいる音を作れと言われても、
そもそもUFOを見たことありませんし、
例え飛んでいても音はしないと思うのですが。(^^;

ピンクレディの「UFO」みたいな音がしていたら、
目立ってしょうがないと思うのです。

なんだかんだでその日は終了しましたが、
あまりに慌ただしい一日だったので、
ほとんど何も覚えていません。

何のイベントだったのか、オーケストラは学生だったのか
それとも地元の何とかフィルだったのか全く覚えていないのです。

そもそも自分のことで精一杯、周りを見る余裕もなかったです。

服は学生服のままで連れ出されたのが都合よかったのでしょう。
上着だけそれらしいジャケットをあてがわれました。

私は独り別の楽屋で譜面を覚えたり音を作ったり、
演奏の時は一番後ろにひっそりと、演奏が終わると
直ぐに帰るように言われました。

もっと早く言ってくれればシーケンサーで色々作ったのに。(^^;

家に帰って大人の事情に巻き込まれた気がして
少々気分も悪かったのですが、ホッとした時に、
もし時間に余裕があってシーケンサーを
使うことになっていれば・・・。

ヘッドホン付けてシーケンサーのドンカマ聞きながら
タクトを振る指揮者を想像しては笑っていました。

いつの世も無茶ぶりな大人はいるものです。(^^)

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